不詳の遺構　青木の堀跡　中世城館　城跡　城址　埼玉　武蔵

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	不詳の遺構（青木の堀跡）
関連ページのリンク	2004/12/25の日記　　不詳の遺構(青木堀の内東側) 　不詳の遺構（青木別所屋敷の南西側）　法音寺館　構堀屋敷　小島氏館　小島氏屋敷　明泉館　塚越の住吉館　塚越城　青木の別所屋敷
所在地	埼玉県坂戸市青木
歴史と沿革	■全く不詳です。
確認できる遺構	空掘
構造的特徴および周辺の地理的特徴	■この近辺は上に示したリンクの通り遺構と思われるものが非常に多くある地域です。畑の根切りの畦堀や農業用水路である場合も多いのですが、こちらの場合には少なくとも２本、見方によっては３本の堀がほぼ平行していますので、これは畦堀や農業用水路ではなさそうな感じです。
参考資料、古文書、記録	「坂戸市史」(1992年坂戸市教育委員会編集/坂戸市発行) 「坂戸の歴史--坂戸市文化財ガイド」(1992年坂戸市教育委員会編集発行) 「坂戸市史--中世資料編1」(1987年坂戸市教育委員会編集/坂戸市発行) 「坂戸風土記--坂戸市史調査資料第１号」(1978/坂戸市教育委員会発行) 「中世の坂戸」（1996年坂戸市教育委員会編集発行）「中世北武蔵の城」（梅沢太久夫　著　2003/岩田書院刊）「坂戸風土記--坂戸市史調査資料第１５号」（1989年坂戸市教育委員会編集/坂戸市発行）「坂戸市史中世資料編Ⅱ」（1980年坂戸市教育委員会編集/坂戸市発行）
文化財指定	無
訪城年月日	2004/12/25

訪城の記録

（　2004/12/25　）
■またも見てしまった不思議な空堀
　青木の別所屋敷に向かうときにいつものことながら道を間違えて、小沼近辺をぐるっと一周したあとに目に入り立寄ってみた場所です。
　畑に隣接した堀跡は多分用水路のようですが、その堀に沿って２本の堀が平行して掘削されていました。
　道路から向かって一番左側の堀は幅約２間、深さ１ｍ以上で何ヶ所も折が見られるなどの特徴があります。真ん中の堀は幅約１間、深さは50cmから80cm程度。一番右側の用水路のような堀は幅２間以上、深さ1.5から2ｍ程度の規模でした。
■確かに堀跡の遺構と紛らわしい「遺構もどき」もずいぶんと多いのですが、これはかなりの確率で空堀である可能性は高そうです。
　ただ、何時の時代のものかは全く分かりませんが、本当に坂戸市の青木近辺はこうした不詳の遺構があちこちに点在していてもう訳が分からない........(^^;

Ｂｅｓｔ　Ｓｈｏｔ？

　一番内側の堀で20ｍほど先で90度左折しすぐまた90度右折するというクランク状になっている。幅約２間、深さ１ｍ程度の規模がある。
　(　2004/12/25　撮影　晴　)

交通アクセス

・市内循環バスの青木バス停留所付近の民家の屋敷林　

（　2004/12/25　撮影　）

■少し内側から拝見させていただいたが、どうみても空堀状の遺構に見えますが。

■一番外側の堀。これは農業用の水路かもしれませんが。

■先ほどの外側の堀を回れ右をして撮影。深さは1.5ｍ以上、幅２間というところです。

■左に同じ


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