東五十子城　台遺跡　中世城館　城跡　城址　埼玉　武蔵

レンタルチャット


			工事中
PAGEの先頭	PAGEの最後	管理人へmail	工事中

アクセスありがとうございます。　　　　　素人の趣味ですので不備や間違いなどが相当にあると思います。　　　　　もしお気づきの点がございましたらご指摘ください。　　

東五十子城（台遺跡）

関連ページのリンク

　2005/05/30の日記　北堀堀ノ内　本庄城　皿沼城　庁鼻和城　五十子（陣）城　栗崎館　　　　　　　　

おすすめ評価

訪城季節３　遺構状態１　探し易さ４　交通利便４　体力消耗５　歴史経緯１　印象２　総合２０

所在地

埼玉県本庄市西五十子３３７付近

歴史と沿革

■享徳の乱に繋がる五十子陣関係の遺構の一部
　「埼玉の中世城館跡」などでは「東五十子城」と呼んでいるようですが、「本庄市史通史編１」の877ページでは「台遺跡」と呼んで、このほかに幾つか所在している五十子陣関係の遺構の一つとしています。
　また、この地は実際には西五十子の東部に相当することと、「埼玉の中世城館跡」の所在地の記述が国土地理院の地図のマーキング個所と一致していないなどの不明点が多く困惑します。いずれにしても総合的に勘案すると、「本庄市史通史編１」の記述のように「台遺跡」と呼ぶべきで、古河公方と関東管領上杉氏の争いである享徳の乱に繋がる五十子陣関係の遺構の一部分であると考えるのが適当なようです。

確認できる遺構

台地の崖線　遺構ではありませんが見事な洪積台地で．．．(^^;

構造的特徴および
周辺の地理的特徴

■五十子（陣）城の西の端の台地上に位置し本郭と推定されている国道17号線の遺構付近から南西約１㎞の位置に当たります。台地は現状でも比高４から５メートルの崖線により水田地帯と明確に区分されています。
　また、小山川がその南100ｍ付近を東流しているためにこの方角からの進入を難しくさせています。発掘などにより出土している遺物や小規模な堀跡などからも、五十子（陣）城の一部の遺構と考えるのが妥当ではないかと思います。

参考資料、古文書、
記録

「中世北武蔵の城」（梅沢太久夫　著　2003/岩田書院刊）
「本庄通史　Ⅰ」（1989/本庄市）児玉党についての記述が200頁前後に及ぶ。
「本庄通史　Ⅱ」（1989/本庄市）
「紀要　創刊号」（1986/本庄市歴史民俗資料館）
「本庄市のＨＰ」　　　　

文化財指定

無

訪城年月日

2005/05/30

訪城の記録

（　2005/05/30　）
■「東五十子城」か「台遺跡」か
　五十子陣（城）の西側に位置する遺構で、所在地としては明らかに西五十子になるのですが、「埼玉の中世城館跡」などでは「東五十子城」と記載されているので訳が分からなくなります。また、地図上にマーキングされている個所は明らかにＪＲ高崎線の北側の場所となっていますが、どういう訳か所在地が五十子陣の辺りの地番が記載されていたりして混乱に拍車をかけます。　目視できる遺構はもちろん何もありませんが、南側に残る高さ５ｍ前後の崖線は僅かに当時の面影を遺しているように思えるのですが。

Ｂｅｓｔ　Ｓｈｏｔ？

　「市史」によればかつては「御陣場」と呼ばれていたとの伝承があるようで、小規模な堀跡、墓石、五十子陣と同様の土器、宝篋印塔、板碑の一部などが出土していると記されています。しかし現実に目に入るのは岡部町の大規模な変電所の姿、ＪＲ高崎線の線路、ほかには住宅と畑ぐらいなもので、東西方向に細長く伸びている五十子陣の洪積台地の崖線が僅かに当時の様子を伝えているだけです。
　(　2005/05/30　撮影　晴　)

交通アクセス

・ＪＲ高崎線が城跡のすぐ南西側を通過しています。県道86号線西五十子の信号南側の台地上の畑。
MapFan Web の案内図です　　

（　2005/05/30　撮影　）

■地平線の左側、本庄市のクリーンセンターの四角い建物が見えるあたりが五十子陣の本郭部分が所在する方向です。
　それにしても送電線と変電所が目立つ地域ですが、その送電線の鉄塔の手前の木が生えているところが崖線部分です。

■洪積台地の崖線の南側を、ＪＲ高崎線の線路脇の土手の上から撮影していますが、列車往来妨害罪などに問われるようなことは微塵も行っておりません。
　したがって、決して怪しいものではありませんって．．．やっぱり少しは怪しいかも(^^;


	工事中	PAGEの先頭	PAGEの最後	ご感想はこちらへ	工事中