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■1■福田山西光密寺 画像クリックで五輪塔
麓の県道44号線西側に所在するこのお寺が登口の目印。
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■2■登口
西光寺の北より50mほどのところに県道と平行して流れている日野沢川支流となる金沢川の小さな橋をわたると、そのまま車が通行できるような舗装道路が数件の集落の先まで続いています。
しかし、途中で駐車できるようなスペースは殆ど存在しないので、西光寺奥の高台の所に止めさせてもらいました。もちろん往路は浄財と共にきちんと参詣し、帰りにも館跡に無事たどり着いたことをお礼。
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■3■狩戸大明神の祠
「よだれかけ」が奉納されていましたので、おそらく子育てにご利益のあるらしい明神様のようでした。子育ての年代はあっという間に過ぎ去っていきましたが、効き目のほどはともかくとして「館跡がどうか見つかりますように」とお参りを。
ここから尾根筋までは目と鼻の先ぐらいの近さです。
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■4■尾根筋 画像クリックで宝登山
見通しの良い尾根筋は皆野町と長瀞町の境界部分となっていますが、ここまでの所要時間はおよそ20分ほどで登口からの距離は僅か600mほどしかありません。
この道を右方向(南)へ進むと標高497mの宝登山の方角へと向いますが、多分少し行けば長瀞町から登ってきている車が通行できる道路に行き当たるはずです。
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■5■稲荷神社
尾根筋を50mほど北へすすむとこの稲荷神社の祠があります。
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■6■物見台のような 画像クリックで拡大
さらに200mほど進むと左手の南側に緩斜面がひろがり広い桑畑が見えます。そのさきが館跡となるのですが、尾根筋から見た限りでは非常に分かりにくい地形です。この右側には高さ3mほどの塚のような高台がありますが、ちょうど館跡の頭上付近に当たることから物見台などの役割でもあったのでしょうか。
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■7■尾根筋の分岐と稲荷神社
宝登山の方向へ戻るような感じのはっきりとした道がありますので、これを少し下っていくと約100mほどで画像「8」「12」の館跡と推定される面積にして500平方メートルほどのひろさの人工的な平坦地に出ます。
でも実際にはこのあたりの斜面で20分ほどウロウロしていました。
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■8■平坦地 画像クリックで拡大
始めは石垣であることがよく分かりませんでしたが、近くでよくよく見ると確かに立派な石垣でした。
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■9■早くも咲いていた オオイヌフグリ
南側の日当たりのよい暖かな館跡の斜面で咲いていました。早春から初夏にかけて咲く生命力の強い植物です。
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■10■石垣 画像クリックで拡大
館跡と推定される平坦地の基礎を支えている石垣を下の方から撮影したもの
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■11■石垣 同じ場所
左端の最も高いところで高さ3mほどになります。
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■12■館跡の平坦地
26メートル×16メートルほどの広さの平坦地ですが、写真の通り人工的に形成されたものであることは明確。
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