2006/10/13のブログ 諏訪山館 丸山城 江ヶ崎城 | ||
おすすめ評価 |
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埼玉県南埼玉郡白岡町大字太田新井字土橋山 | |
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なし | |
周辺の地理的特徴 |
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無 | |
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2006/10/13 |
なお、 郭内は右側と推定されています。 ( 2006/10/13 撮影 ) |
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凸地誌類・史書・古文書などの記述状況
■新編武蔵風土記稿 埼玉郡太田荒井村の項には「陣屋蹟 村の南にあり、今陸田となりたれど、猶構堀の跡存せり、昔岩槻太田氏の持ちにて、道灌此所に住せしことありしなど云傳うなれど、覚束なきことと思わる」と記され、@村の南に所在していることA畑の中に空堀跡が存在しB岩槻太田氏の所領であったC太田道灌の伝承があるとのことなどを明示しています。 この陣屋蹟の記述が「埼玉の中世城館」に収録されている「太田陣屋」であり、かつ20年ほど前までは平地林の中に所在していた堀跡遺構を含むものを指し示していることは概ね間違いがなさそうです。またこの記述からは幕末当時においては、現在の平地林の中だけではなく畑の中にも堀跡状の遺構が遺されていた可能性を示しているようにも読み取ることができます。 ■武蔵志 原史料上で南埼玉郡地域は欠落しています。 ■日勝村誌(大正14年刊行) これによると太田の地名については「この地は昔は上新井村と呼ばれた。太田新井と称されたのは何時のことか明らかではないが、寛永5年(1628)の検地帳には上新井と記され、正保(1644-1648)の郷帳には太田新井と記されているので現在の地名となったのは寛永5年以降であることは明らかである。しかし、その由来は不明である。」と記されています。 |
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凸主な参考資料
「埼玉の中世城館跡」(1988/埼玉県教育委員会)・「関東地方の中世城館」2埼玉・千葉」(2000/東洋書林) 「中世北武蔵の城」(梅沢太久夫 著 2003/岩田書院刊) 「新編武蔵風土記稿」(1996/雄山閣)・「武蔵国郡村史」(1954/埼玉県) 「角川日本地名大辞典11埼玉県」(1980/角川書店) 「埼玉県史 資料編10近世1地誌」(1979/埼玉県)より「武蔵志」「武蔵演路」など 「白岡町史 通史編(1989/白岡町)」・「白岡町の文化財 第5集 地名考」(1980/白岡町教育委員会) 「白岡町史資料 地誌」(1982/白岡町教育委員会)・「ふるさと白岡」(1984/白岡町教育委員会) 「日勝村史(大正14年刊行)」(1991/白岡町教育委員会) ・2006/12/08 HPアップ |
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