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	ヒガンバナ
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（　2005/09/29　撮影　晴れ　）
⑤■埼玉県三芳町

（　2005/09/20　撮影　曇　）
④■埼玉県熊谷市

（　2005/09/15　撮影　晴れ　）
③■埼玉県熊谷市

（　2004/09/11　撮影　曇　）
②■古民家との組合わせはまた別の趣が

（　2004/09/11　撮影　曇　）
①■埼玉県入間郡三芳町竹間沢

観察の記録

（　2004/09/11　)
■①②シビトバナ
　不必要なぐらいに鮮やかというよりも、寧ろ毒々しささえも感じさせる真紅の花びらが、強烈に目に焼きつきます。
　冷夏、多雨、旱魃などの天候の影響を受けにくい植物で秋の彼岸ごろに開花することから、この名が付けられたとのことですがあるといわれています。しかしこの年は猛暑のせいか、ヒガンバナといいながらも９月の彼岸入り前には花の盛りを終えました。
　何故かふと、「赤い花ならマンジュシャゲ」というような古い歌があったとことを思い出しました。

（　2005/09/15　)
■③シロバナマンジュシャゲ
　マンジュシャゲといえばあの毒々しいまでの赤い色を思い出しますが、これは形はまさにヒガンバナなのですがややクリーム色に近い白色です。別名ヒガンバナ、シビトバナという別名もありますが、この白い花には不似合いなようです。熊谷市の別所沼公園内にて撮影したものです。

（　2005/09/20　)
■④水田のヒガンバナ
　一年ぶりのヒガンバナの撮影ですが、今年は昨年とは異なりきちんと彼岸の時期に見事満開となりました。撮影場所は国の史跡指定を受けている宮塚古墳の近くの水田の用水路わきで、背景のぼやけた小さな青い花はツユクサです。

（　2005/09/29　)
■⑤デジカメの違いか
　古民家前の畑に生育しているヒガンバナ。花の時期は意外に短く２週間から長くとも３週間のため、もうそろそろ花も終わりにさしかかりやがて本格的な秋がやってきます。

日本名	ヒガンバナ
科／属	ヒガンバナ科ヒガンバナ属
学名	Lycoris radiata var. radiata
開花時期	９月
特徴など	花期の草丈は60センチ前後、比較的日当たりの良い場所に咲いていました。花の期間は約２週間ほど短かく意外な感じがします。葉は冬越ししたあと晩春に枯れるため、夏の間には地面の上には何もないのが、秋になると忽然として地中から花茎が真直ぐに伸びはじめます。染色体数が三倍体のために結実せず、鱗茎にリコリンという有毒物質を含むそうです。
別名俗名方言	別名をマンジュシャゲ（曼珠沙華）。このほかシビトバナ、ジゴクバナ、ユウレイバナなど1000以上の別名（方言・俗称）があるといいます。これらは土葬の墓を獣から守るために植えられたことからついた俗称と考えられるということです。

ヒガンバナ


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