( 2017/03/25 )
■過湿には向かない
茨城県つくば市の「筑波実験植物園」で見学の際に撮影させていただいた画像で、温室棟南側沿いの日当たりの良好な砂礫質である仙人掌(サボテン)ゾーンの一画で、開花し始めていました。アネモネといえば昭和30年代中頃の都内の住宅地や公園、学校の花壇などでは春先には定番の庭花でしたが、撮影にあたりこのようにしげしげと眺めたのは、おそらくは60年ぶりのような気がします。
この植物園も決して園内のすべての植物に説明が付されている訳ではありませんが、名称や分類などについては的確でかなり細かい配慮がなされていることから、これからもしばらくはお世話になりそうです。個人的には縁の深いコブシとハクモクレン類はすでに盛りを過ぎていましたが、クリスマスローズは20品種以上も開花し、カタクリも思いのほか生育しているように思われました。また芝生のあるゾーンではこの時期ではおなじみののミチタネツケバナ、ナズナ、ホトケノザなどが繁殖中でした。
2017年2月末に圏央道が東に延長開通したことから、お陰様でこの方面へのアクセスは埼玉からもだいぶ近くなりました。国道4号線以東は未だに対面通行部分も多くあり、制限速度も70kmに抑えられてはいますが便利になったことだけは間違いがありません。しかし、まだ慣れていないドライバーがいるようで片側2車線から1車線に変わる個所も多く所在し特に注意が必要です。
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