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1 撮影場所 山形県米沢市館山( 2015/04/26 撮影 晴れ )
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2 撮影場所 福島県北塩原村柏木( 2015/04/27 撮影 晴れ )

日本名 菊咲一華(キクザキイチゲ)
葉にはキクのような深い切れ込みがあり、キクに似たような咲き方をしていることなどから呼称されたともいわれている。
科/属 キンポウゲ科イチリンソウ属
学名 Anemone pseudo-altaica
開花時期 3月から6月頃
特徴など 菊咲きの一輪草の仲間で、白色の花びらのように見えるのは萼片だといわれている代表的なスプリングエフェメラル(春の訪れを告げる儚い花)のひとつで花色には薄紫色系統のものもあり、萼片の数は8枚から15枚程度とされ同じ株の中でもまちまちで一定していないことが多い。
北海道と本州の近畿以東の低山や里山などの広葉樹林の林床に生育する多年草であり、草丈は大きくとも30センチメートル以内で、カタクリやイチリンソウなどに混じって咲いているのをしばしば目にする。
なお、近縁種のアズマイチゲには葉の切れ込みが殆ど無く下方に垂れ下がった付き方をしている。
別名
俗名
方言

別名を菊咲一輪草(キクザキイチリンソウ)または雨降り花(アメフリバナ)ともいう。

観察の記録

( 2015/04/27 )
いろいろな個性
 4枚の画像とも中世城跡の低山で撮影したもので、陽当たりの乏しい環境に生育しているものと日向に生育しているものとがありましたが、花びらの数が異なるほかにはこれといった大きな差違は見られませんでした。
 一般には日差しに反応して、朝に開いて夕方には花を閉じ、曇りの日には花を閉じているともいわれていますが、このように必ずしもそうで無い場合もあるようです。
 茎色は濃い紫色で、葉色はきれいな緑色でしたが図鑑などを調べてみると赤みがかった葉色のものもある様です。
 なお福島県内で撮影したものは花びらもかなり細めであり、100%本種であるかどうかについては確信が持てませんが、おおむねキクザキイチリンソウの特徴に合致はしていました。


・2015/06/01 HP作成


キクザキイチゲ


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