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撮影場所 茨城県つくば市 ( 2013/11/02 撮影 薄曇り )

日本名 秋明菊(シュウメイギク)
⇒秋に開花する菊に似た花を咲かせることから名づけられたとされるが、画像のように白花で一重咲きのものに関してはあまり似ているという印象は感じられない。
科/属 キンポウゲ科イチリンソウ属
⇒この白花で一重咲きタイプのものからは、同属であるイチリンソウに似ているといったような印象は余り感じられない。
学名 Anemone hupehensis var. japonica(=Anemone japonica)
開花時期 図鑑などでは一般に8月から10月としている場合が多く見かけられるが、実際には11月上旬頃まで咲いているような場合も少なくない。
特徴など 低山の林縁に生育する耐寒性の多年草で、古い時代にヒマラヤ、中国、台湾、マレー半島から渡来したともされていて、かつては西日本において人里近くに野生化しているものが多いとされていたが、近年では日本全国に帰化していることが確認されているようである。(⇒「色で見わけ五感を楽しむ野草図鑑/ナツメ社」などより)
草丈はおおむね50センチメートルから80センチメートルほどの高さとなり、花径は3センチメートルから8センチメートルほどやや幅がある。
花弁のように見えるのは萼片であり、地下茎が長く伸びて株全体に産毛がめだつ。
八重咲で赤花タイプのものは確かにキクに似ていなくもないが、花色には白花のほかに薄赤紫、紫色、紅色などの品種が多くみられる。
なお園芸種のチャボシュウメイギクは矮性化していて30センチメートルほどと草丈が短い。
有毒とされているので要注意。(⇒「散歩の花図鑑/新星出版社」より)
花言葉は「薄れゆく愛」「耐え忍ぶ愛」
別名
俗名
方言
代表的な別名としては「貴船菊」「黄船菊」(以上キブネギク)が知られ、漢字表記にも「秋冥菊」「秋名菊」(以上シュウメイギク)があり、このほか秋牡丹(アキボタン)、草牡丹(クサボタン、秋芍薬(アキシャクヤク、シュウシャクヤク)、高麗菊(コウライギク)、唐菊(トウギク)などといった呼称があるという。また、その英語表記からジャパニーズ・アネモネと呼ばれることもある。
なお代表的な別名である「貴船菊」は、かつて京都市北部の貴船山周辺に多く見られたことから名づけられた(⇒「野草大百科/北隆館」などより引用した)

観察の記録

( 2013/11/02 )
自生しているようないないような
 つくば市内にある低丘陵地帯に点在する集落地の道端にて撮影したもので、その一重咲き風の花姿からは、どちらかといえば手をかけて栽培しているというよりも半ば自生しているといった印象でした。
図鑑やネットなどで検索した場合には、赤花で八重咲タイプのものと、白花一重咲タイプのものとでは、花姿から受ける印象が大きく異なり戸惑ってしまうことも少なくないように思われます。
すでに花の時期も終わりごろに差し掛かっておりましたので、白い花びらの落ちたあとの種子のようにも見える球形状の姿(⇒果実ではありません)が妙に可愛らしく感じられました。
一般にこうした白花系統の植物を撮影するには、むしろ快晴の日よりもこうした薄曇りのような日和の方が向いているようです。
なお、画像のような白花タイプのものを赤花タイプのものとは区別して、とくに「シロバナシュウメイギク」と呼ぶ場合もあるようです。(⇒「身近な野草・雑草/主婦の友社」、「散歩で見かける野の花・野草/日本文芸社」より)
その一方で、白花一重咲きタイプのものを「原種」としている場合もありました。(⇒「花色でひける野草・雑草観察図鑑/成美堂出版社」より)
しかし、八重咲赤花タイプを古くから帰化したものとして、この一重咲き白花タイプを園芸種とみる方が有力であるように思われます。(⇒「だれでも花の名前がわかる本/講談社」などより)


・2015/08/28 HP作成


シュウメイギク


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