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南西の市道沿いから眺めた城館跡の遠景。遺構の全てはこの屋敷林などの平地林の中に所在していますが、外部からは全くそうした遺構の存在を把握することはできません。このような事情により、「新規にその存在が公にされた城館」というような誤解が生じたものと推定されます。(2006/05/16加筆訂正)
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屋敷林の北側に祀られている稲荷社。
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■3■南側の南北方向に伸びる土塁を西方向から撮影したもの。こちら側からの高さは優に1.8メートル前後はあります。
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■4■同じく南側の東西方向に伸びる土塁。
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現在は公道となっている北側の堀跡と、かなり分かりづらくなっている高さ20センチという土塁跡(右側)の様子。なお、20年前に刊行された「桶川市史 第3巻 古代・中世資料編」では土塁の高さが1mと記されていましたが...
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公道が曲折するあたりの溝状の地形とと土塁状の地形の様子。この地形についてはどういう評価がなされているのかはよく分かりません。排水路のようにも見えますが、右側の地形は明らかに土塁の体をなしているようにも見えます。
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南側に向う公道沿いの左側にも土塁状の地形が確認されますが、資料などによればこの道路が堀跡であるとすると土塁は右側に所在することとなるようです。しかし、画像のように現在右側にはその痕跡の存在を辿るには極めて難しい状態のようです。
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南東方向から眺めた城館跡。この画像からでも駆るように手前側(南側)に向けて緩い傾斜地となっていることが分かります。なお現在の南側の低地部分との高低差はおよそ4mほどかと。
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