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■1■小口・土橋
上の写真と同様の小口ですが、少しだけ東側から撮影したものです。小口と土橋部分には笹が大分生育していて、師走にしてはやや形状が掴みづらいため小口の手前に大規模な堀切があることがすぐには気づきませんでした。
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■2■東側の堀切
堀切の深さは2mから4mほどあり、真横から見るとV字型に堀切られているのがよく分かりました。
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■3■西側部分の堀切 画像クリックで拡大
斜面というよりも断崖と呼ぶのが相応しい荒川側に普請された堀切はかなり下の方まで掘り込まれていました。太陽の当たっている先からストンと下方に落ちていて、余り先まで進んで転落しても困るのでこの辺で自重しました。嘆かわしいことに、荒川沿いの断崖にゴミの不法投棄をする人がいるようで崖下にはポリ袋に入ったゴミが散乱していました。 |
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■4■東側の崩落部分 画像クリックで拡大
荒川側に比べると渓谷の深さは15mから20m程度といくらか浅くなってはいますが、たとえ木の枝などに掴まったとしてもとても登ることができそうにないぐらいのV字谷を形成しています。
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■5■西側の崩落部分 画像クリックで拡大
このあたりの斜面の角度は70度以上はありそうで、下の水面まではざっと25メートルほどの比高差もあるようです。
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■6■本郭の南端部分 画像クリックで拡大
木立の間から良く見ると石灰岩の採掘により大分変わり果てた姿の武甲山の姿がありました。
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■7■宮崎城遠景 画像クリックで拡大
歩行者専用の旧秩父橋の上から撮影。遠景からの撮影ポイントを探して荒川の対岸の崖の上をウロウロしたものの、人家や木立があったりしてなかなか格好の場所が見つかりませんでした。思いついてやっと見つけたのがこのポイントですが、支流の渓谷の川幅が荒川に比べて狭いためにやや分かりにくい構図です。そういえばこの橋も20年ぐらい前の札所めぐりの時に確かに見た記憶があることを思い出しました。
( 2006/01/07 撮影 )
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