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■ブルーシートをかけての発掘作業ですが、当日は日曜日のため作業はお休み。切り株のあとが痛々しく見えてしまうのですが....そういえば自分が生まれた場所の近くに「庚申塚」、「新庚申塚」という都電の停留所があった....確か都電の路線番号は「19番」だと記憶しているが....40年前の話で....
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■この斜面が登れそうでなかなか登れない....あとで知ったことですが、何も登らずに上にある中学校の脇の畑のほうから行けることを知りました(^^;
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■中学校のテニスコートの脇の畑でも、発掘作業が行われているようです。南側の鶴瀬駅からの市道を北上してくると、かつては規模の大きな舌状台地であったことが窺われます。 |
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■テニスコートのほうから見ると土塁に見えてしまう性分で(^^;....たぶん中学校を建設する際の造成による掘削のための段差だと思いますけど。 |
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( 2004/12/20 撮影 )
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■富士見台中学校の道路を挟んで北側にある畑の段差。2段になっており、下の方が約3m弱、上のほうが2m弱あります。この辺りも城域であった可能性もありそうですが、あくまでも推測ということで。 |
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■北側の道路から見た富士見台中学校の高台、つまり鶴馬城跡。比高差はこの辺りでは8メートルほどですが場所により最大で12メートルぐらいあります。 |
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■「大けやき」 富士見市指定の保存樹木第1号の「大けやき」で、城跡の北側に所在する諏訪神社のご神木。台風か落雷の自然災害のため、幹の一部に人の手が入った補修の跡があります。 |
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■諏訪神社は厄病除け、厄除け、家内安全、交通安全...健康増進とここまで来ると、もう何でもというような(^^;境内社として八幡神社、八雲神社も所在する。 祭神は「建御名方神」(タケミナカタノカミ)で出雲の国譲りで敗北し信濃に土着した神様で本来は農業の神様。 |
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■樹齢数百年という様子が、太い幹周りと力強く張られた根がありありと物語っている。 |
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■拝殿を正面から。笠木の反増しが少ないように見えますが、鳥居の形式はたぶん明神鳥居らしい。諏訪大明神ということで..... |
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■拝殿を南西側から撮影。この神社と氷川神社の間の道は以前仕事で100回以上も通っているのですが、参拝を含めてゆっくりと拝見したのは初めてで....。 以前の遺跡の発掘のとき中世城館関係の遺構も確認されたので、従って鶴馬城の城域についてもこちらの方に及んでいたらしいということです。 「富士見市史」によれば、上幅約10m、深さ約3mの堀が発掘されているということで、2の郭に相当するものではないかと推定しています。 |
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■一方、こちらはお隣の氷川神社。参道の長さはこちらの方が長く、より神社らしい空間となっているような気がします。 祭神はスサノオノミコトとクシナダヒメ、大国主命で埼玉の大宮(現さいたま市)に本社があり荒川と多摩川に挟まれた一帯に集中している。大宮の本社は古代の出雲族が武蔵国造として赴任したときに祀ったことを起源とするという。 |
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■氷川神社の境内に続いている地元の名所「雲井の滝」。小さな谷津が形成する湧水による渓流が本来はあったと思われます。 人工的な手が入れられているものの、周囲が崖線により囲まれており、なかなか歴史的な雰囲気を感じさせる場所です。こちらのほうは鶴馬城との城域としての接点は無いそうですが。 |
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■氷川神社の縁起。画像クリックで拡大します。五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、交通安全、学業振興などにご利益が....そういえば受験生と思われる若い人が参拝していた....境内社に北野天神もあることだし。 |
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