羽尾館

CGI

　



工事中	工事中	PAGEの先頭
PAGEの最後	管理人へmail	工事中

アクセスありがとうございます。　このページも暫定版です。　不備や間違いなどが相当にあるのではないかと思います、お気づきの点がございましたらご指摘いただければ幸いです。　ご覧いただきありがとうございました。　

	羽尾館
関連ページのリンク	2004/10/07の日記
所在地	埼玉県比企郡滑川町大字羽尾字堀の内2000番台
歴史と沿革	記録はおろか伝承さえなく、堀の内という地名が残されていることから館跡ではないかと考えられるらしい。「滑川村史」にも記述がない。地名から「羽尾堀の内」ともいわれているようです。
確認できる遺構	空掘
構造的特徴および周辺の地理的特徴	この辺りの土地も洪積台地の舌状の先端部分が幾つも点在する風景である。「羽尾城」からみて、北西約1.2kmに位置しているし、北1.5ｋｍに山田城がある。羽尾は福田と並んで滑川では歴史的にも規模の大きな集落であり、中世においてもこのあたりの中心地であったと考えられる。羽尾城と同様に北側約900ｍを滑川が、南側約900ｍを市野川が流れている。あちこちに城館跡が見つかっても、不思議はなさそうな印象である。比企丘陵先端の館跡である羽尾神社の境内からは南側を除いて見晴らしが利く。遺構としての空堀は西側の社の裏側部分にあるが、あまり目立たない。斜面の傾斜に従って北に下り東西に伸びる小さな水路へと繋がっている。堀の深さは1メートルから水路と繋がる部分で1.5メートル程度、堀幅は上面で4m弱、延長は50メートルほどである。南側には民家があり、元々は稜線を横断し堀切のような形になっていたと考えられる。
参考資料、古文書、記録	「滑川村史」（1984/滑川村編集発行）「滑川村史調査資料　第4集　旧羽尾村・設楽家・小沢家・小林家・上野家」（1980/滑川村村史編纂室）
文化財指定	無
訪城年月日	2004/10/07
訪城の記録	<<2004/10/07>>此処は実は家内の妹の嫁ぎ先がすぐ近くにあり、ついでに言えば「羽尾七騎」の従者の苗字にその名前が見えているという相当に縁がある場所である。詳しくは確認していないが、多分神社の氏子でもあるはず。したがってこの場所だけは、すでに何度か通っていたので絶対に間違えようがない(^^)　此処は写真のとおり羽尾神社の境内となっている。　空堀の遺構については、12世紀から14世紀あたりのものだろうか。土塁については北側の水路部分にそれらしい跡もなくはないが、神社の建立の際に手が入っている可能性があり、はっきりとは分からなかった。
	羽尾神社の全景、比高6m程度というところでしょうか。借りたついでにトイレが汚れていたので掃除などを少々.......(^^) <<2004/10/07　撮影　晴れ>>
交通アクセス	県道47号線を熊谷方向に向かい、東武東上線の陸橋を過ぎたら2個目の信号の羽尾南の交差点を左折。市野川を渡り道なりに1.2kmほど進んでいくと、消防署のある二叉路の信号に出る。これを左折し200mほど行くと右手に須沢自動車という看板が見えるので、この手前の左側に幅4メートルもないような道路を左折する。200m先の右手正面の小高い林が目指す羽尾館です。　徒歩の場合には森林公園駅から20分というところです。羽尾城と名前が紛らわしいので要注意。ま、分からなかったら遠慮なくメールしてください。

<<2004/10/07撮影>>

	羽尾神社の由来。倭建命と藤原恒儀を祭神として祀っている。藤原恒儀は青鳥判官し称し青鳥城の城主で天長6年(829年)になくなったと伝えられていると書かれているが、いずれにしても伝承の世界である。なお、説明にある天長4年は西暦827年の誤記のような気がする。
	ご神木にしたいような幹周り4ｍ以上の大木。この裏に目指す空堀跡がある。
	空堀のそこから北側方向を撮影したのですが.......写真で見ると単なる茂みのようにしか見えません。
	草むらをかき分けて撮影。空堀と水路の合流点で、この場所はよく下を見て歩かないと水路に落ちることとなる(^^;　もっとも水路の幅は1ｍ足らずで、水深30㎝程度ですが。

　

　

**menu**
TOPpageへ	城跡ほっつき歩きとは	訪城覚書	ホームページづくりの日記	参考にした資料	リンク集（お世話になります)
工事中	工事中	PAGEの先頭	PAGEの最後	ご感想はこちらへ	工事中