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⇒関連ページへリンク  西洋油菜(セイヨウアブラナ) 葉牡丹(ハボタン) 諸葛菜(ショカツサイ)

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撮影場所 埼玉県富士見市 ( 2017年4月23日 撮影 晴れ ) 花と葉

日本名 西洋芥子菜(セイヨウカラシナ)
⇒明治期に西洋から伝来した芥子菜であることからこのように呼称された
科/属 アブラナ科アブラナ属
学名 Brassica juncea (L.) Czern. et Coss. 
開花時期 3月中旬から5月上旬頃まで
特徴など 元々は西アジア地方を原産とするアブラナ科の越年草で、その仲間には野菜用、搾油用などの農作物の「カラシナ」(タカナ、クロガラシ、アビシニアガラシなど)として栽培されているものあります。これらのカラシナは中国などを経由し伝来したとも考えられており、わが国でも古くから栽培がおこなわれいたようで、平安時代の「本草和名」「和名類聚抄」にも記されています。
一方このセイヨウカラシナについては、栽培種の原種ともいわれ明治期に渡来したとも、あるいは戦後になり農作物として普及したともいわれていますが、このあたりの詳しい事情についてはアブラナやセイヨウアブラナなどの伝播などと混同されているような印象もあり実際の所良く分かりません。
しかし、いずれにしてもセイヨウアブラナと同様に、春になると全国の河川の堤防や河原などを中心に広大な群生を見ることができる帰化植物のひとつで、その繁殖はセイヨウアブラナを凌ぐ勢いも散見されています。
セイヨウカラシナの花姿は離れたところから眺めますと、全体として仲間のセイヨウアブラナによく似ていますが、次の点で異なっているとされています。
まず、
1.セイヨウアブラナの葉はその基部が茎を抱きこむようにまるまるが、セイヨウカラシナは画像のように茎を抱くようなことがない。
2.セイヨウカラシナの方が花が小さい。

などとされています。
このほかに個人的には、
3.セイヨウカラシナはいくぶん茎の分枝が目立ち花序が分散している
ような印象があります。
また、カラシナの一種なのでいちおう食糧にもなるようですが、根の部分については繊維質が多く食糧には不向きのようです。
このほかによく似ているものには、より花序の小さい「ハルザキヤマガラシ」があります。

◎通称、総称などのメモ
「菜の花」(ナノハナ) アブラナ科アブラナ属の総称であるとされているので、広い意味ではセイヨウカラシナもナノハナのひとつとも言えなくもありません。
「油菜」(アブラナ) 本来は採油用に栽培されるもので、一般的には在来のアブラナと明治以降に帰化したセイヨウアブラナを指すらしいが、近年では在来のアブラナが見られないことからセイヨウアブラナを指すこともあるらしい。
「菜種」(ナタネ) アブラナの種子、またはアブラナの別名
「花菜」(ハナナ) アブラナを食用、観賞用に品種改良したものをいい、房総地方では「ツボミ」を菜花(ナバナ)、花を「菜の花」(ナノハナ)と呼んで販売しているらしい。
※アブラナ科の植物には約3200種が北半球の温帯から寒帯にかけて分布し、ダイコン、キャベツ、ハクサイ、カブなどの野菜類も含まれている。

花言葉には

※参考にした図鑑類
「日本帰化植物写真図鑑」(一部改訂版/2011/全国農村教育協会)
「園芸植物」(1998/山と渓谷社)
「散歩で見かける四季の花」(2013/日本文芸社)
「散歩で見かける野の花・野草」(2013/日本文芸社)
「散歩で見かける草花・雑草図鑑」(2011/三省堂書店)
「四季の野の花図鑑」(2008/技術評論社)
「散歩でよく見る花図鑑」(2015/家の光協会)
「増補改訂版 園芸大百科」(2015/ブティック社)
「園芸植物大事典」(1994/小学館)

※参考にさせていただいたサイトなど
「みんなの趣味の園芸」
「植物園にようこそ!」
「花しらべ」
「植物生態研究室(波田研)のホームページ」(岡山理科大学)
別名
俗名
方言
別名としては「芥子菜」(カラシナ)、「菜の花」(ナノハナ)、「マスタード」などもありますが、これらは総称や通称など曖昧さ、不正確さをともなう呼び名となるようです。

観察の記録

( 2017/04/23 )
送り花
 画像は埼玉県富士見市内の新河岸川堤防沿いのもので、この日は12年もの間ずっと一緒にいてくれた満12歳の雄ネコが亡くなった翌日でした。小花を敷き詰めた小さな断ボールに入った愛猫は、ペット専用の炉からかすかなひとすじの煙とともに雲一つない青空に向って天国へと旅立っていきました。
 ささやかな葬儀が終了し、地元の斎場からの帰路、その出入り口近くに何故かひとかぶだけがポツンと咲いていました。その姿があまりに印象的な光景でしたので、思わず車を道路の脇に寄せて撮影したものです。

 「初夏を思わせる陽光のもと」
 「ときおり春風が吹き抜け」
 「堤の傍らに咲くひと株のセイヨウカラシナが」
 「その旅立ちを見送るように揺れていた」

・2017/04/30 HP作成


セイヨウカラシナ


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