( 2010/04/21 )
■多年草にもなる場合が
元々は自宅の玄関前にプランターで植えていたものが、その後タネを飛ばして自生したものです。砂利混じりの土質でしたが15年前に植えたアイビーヘデラに囲まれつつ、ノゲシ、アメリカフウロ、ツユクサ、ムラサキカタバミなどとも共生しておりました。
なおこれらのハボタンは、その後毎年の酷暑にもめげずに2013年の夏頃まで越冬をくり返し繁殖しました。春先の葉は柔らかく虫害に遭って葉脈のみの無残な姿になるようなことも決して珍しくはありませんでした。けれども冬を迎える度に必ずその葉を生長させて最盛期には10株近くまで増殖しておりました。
本来は1年草とされているのですが、実際には少なくとも3年くらいは越年できることや、こぼれタネをそのまま置して発芽したものをそのままにしておくとかなりの繁殖力を持つことが判明しました。
また3年ものの茎部分は直径1.5センチメートル程の太さまでに成長し、横に這いまわりその感触は半ばコルク質化(木本化)していたことを記憶しております。
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