( 2007/07/05 )
■カタバミのなかでも繊細な花色
図鑑によれば「花数は10以下と少ない」とされていますが、この時にはどう見ても20近くは咲いておりました。仲間のキバナカタバミ、イモカタバミなどと比べますと余り目にする機会は少なく、たまたま自宅の玄関脇に咲いていたものを撮影したものです。また、このムラサキカタバミは同種の中でも比較的花色が濃い方のようにも思われます。
( 2008/05/19 )
■飛んできた種
昨年玄関脇に咲いていた一株のものと思われる種が、出窓に置いてあるゼブリナの鉢で生育しておりました。はじめはカタバミの仲間であることは判明していたものの、まさかムラサキカタバミであることなど知る由もなく面倒なのでそのまま放置。
本日いつものように霧吹きで水やりをしていると、見事に紫色の花が咲き揃っておりました。このため幾つもあるゼブリナの方は状態の良いものを挿し穂にして別の鉢に移動し、ムラサキカタバミ専用鉢に格上げして楽しむこととしました。一方、玄関脇の一株についてはアメリカフウロの大量繁殖によりその姿を見ることは叶いませんでした。
画像「1」は室内の人工照明下で撮影したため、花色の赤みが肉眼で見るよりも幾分強調されています。また「2」は間接的に逆光となる北東側の出窓の自然光の下で撮影したため、暗めの青味がかった紫色となりましたがほぼ肉眼で見た色合いに近いものです。なお、花径は液肥の影響かもしれませんが、やや大きめで明らかに2センチ以上の大きさがありました。
( 2010/06/19 )
■2年ぶりの開花
昨年は全く開花を確認できませんでしたが、今年は数株ほど分散して開花しています。なおこの画像のものは残念ながら数日後には足に踏まれて敢え無い最期を迎えてしまいました。なお通常のカタバミ類と比較して大型である分、やや虫害に弱い性質もあるようです。
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