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「カタバミ」 ⇒ 画像クリックで拡大します
撮影場所 埼玉県ふじみ野市( 2008/06/10 撮影 晴れ )

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撮影場所 埼玉県入間郡三芳町( 2008/05/05 撮影 曇り )

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撮影場所 埼玉県ふじみ野市( 2010/04/18 撮影 晴れ )

日本名 カタバミ(片喰、傍喰、酸奬草)
⇒和名は虫害により葉が欠けているように見えることからなどから片喰・傍喰、あるいは葉にシュウ酸が含まれていることから酸奬草とも。
科/属 カタバミ科カタバミ属
学名 Oxalis corniculata
開花時期 5月から9月頃まで
特徴など  花径は大きくても1センチ前後ほどの黄色の5弁花で、日当たりの良い環境ならば大量に群生する多年草です。同種のものには、イモカタバミ、ムラサクカタバミ、アカカタバミなどがあります。
 在来種は上記の画像のように直立せずに匍匐して繁殖しますが、外来種は茎が直立し草丈も20cm以上と大きいのが特徴のようです。また、葉や茎は少しだけならば食べられるらしいのですが、道端のものは避けた方が賢明なようです。なお、花はと葉は夕方は閉じる性質がありますが、特に花は雨や曇りの日にはまず開くことはありませんので天気予報代わりにもなるかも知れません。
別名
俗名
方言
 別名はオキザリス(学名から)あるいはスイモノグサなどがあり、方言ではシオクサ、ショッカラ、スイグサ、スモモグサなど。また葉に含まれているシュウ酸は銅を磨くことができるため、オカネグサ、カガミグサ、ミガキグサとも。さらに搾り汁には殺菌力があるとのことからチドメグサ、メノクスリなどとも呼ばれています。

観察の記録

( 2008/06/10 )
可愛らしい薬用植物
 花径が1センチ足らずと、とても小さいことから焦点が合いにくいことと、花色が黄色であるためホワイトバランスなどの調整も含めて撮影にはかなり苦労します。
 また昔から生活に密着していることなどから家紋にも多く用いられているようで、因みに我が家の家紋は剣片喰であります。繁殖力はかなり旺盛で一時はよく目立っておりましたが、流石にドクダミには勝てないらしくここ数年で次第に庭の片隅に追いやられてしまいました。
 なお、下の方の写真の右上に写り込んでいる小さな水色の花はタチイヌフグリかと思われ、カタバミ自体も変異体の6弁花となっておりました。

( 2010/04/18 )
街路樹根元の春
 自宅近所のバス通り沿いの街路樹の根元に咲いていたものを撮影したものです。2009年秋には諸事情により市内の街路樹の一斉点検が行われ、点検後にあろうことか各種雑草が生育する余地が無いほどに砂利で突き固められた個所も少なくなく、更に樹木自体の健康状態の悪化が懸念される事態となりました。
 こちらの街路樹の根元ではそうした人為的な影響が加えられることも無かったため、キク科の野草やオランダミミナグサ、ナズナとともに狭いながらも春の訪れを謳歌しておりました。


・2008/06/15 HP作成
・2010/04/18 画像追加


カタバミ


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