円良田城　山野草　中世城館　城跡　城址　埼玉　武蔵

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	円良田城の山野草
関連ページのリンク	2005/04/22の日記　円良田城
所在地	埼玉県児玉郡美里町大字円良田字城山１８４６
参考資料	「野草大百科」（山田　卓三　監修　1992/北隆館刊）「山野草大百科」（久志博信・内藤登喜夫　2005/講談社刊）「花色でひける野草・雑草観察図鑑」（高橋良孝　監修　2004/成美堂出版刊）「葉形花色でひける木の名前が分かる事典」（大嶋　敏昭　監修　2003/成美堂出版刊）「野草見分のポイント図鑑」（畔上　能力ほか　監修　2003/講談社刊）「樹木見分けのポイント図鑑」（畔上　能力ほか　監修　2003/講談社刊）
観察年月日	2005/04/22

観察の記録

（　2005/04/22　）
■夥しい山野草に出会い、城跡めぐりが山野草の観察に　
　当たり前の話ですけど、地元の方はこの山は円良田城などとは言わずに「城山」と呼んでいる標高337ｍの低山ハイキングコースの山です。
　道々やっと覚えたタチツボスミレ、ヤマブキ、オオイヌフグリなど春の山野草の姿を撮影しながら、ゆっくりとすすんでいきますのでなかなか頂上には到着しません。
　また途中で、幾度かセメントの原料となる石灰岩を満載した秩父鉄道の貨物列車の走る音と警笛を耳にしましたが、それが何とも古めかしく長閑に山々に響いており、ゴロリとその辺りの草原で昼寝でもしたくなるような雰囲気でありました．．．さて、その先も途中で、ヤマツツジ、ヤマザクラ、スミレなどの春の花が咲きみだれていたので、デジカメの絞り優先機能と、接写の昨日を確認しながらの行動のために、結局本郭のある山頂に到着したのは登り始から何と50分後ということに。それにしてもスミレの種類は多様で、種類の特定が難しいものだということを改めて認識しました。
　さて、持参してきた城跡の縄張り図の方位を勘違いしたりしていたのこともあり、最後の丸太の階段登りにはいささか閉口してしまいました。ところで、一般的にはどう見ても、西側の大槻峠まで車で行って往復するコースのほうが、はるかに高低差も少なく体力的には楽なような感じですが、こちらのほうがカタクリの自生地もあるし山野草を愛でるにはいいのだなどと独りごとをいってみたりして．．．それと、水分補給の用意だけはしていたのですが、ハイキングには弁当がつき物だということも思い知りました(^^;
　それにしても、そろそろハイキングの季節であるというのに殆ど人に会うことがありません。昼時をはさんで都合二時間ほどの在城でしたが、結局最後まで円良田城ではまったく人に会うこともなかったのです。最近、「山城」をよく廻るようになりましたが、人に出会ったのは大築城の１名だけで、今回もその例に漏れず、山野草がこれほど咲き乱れているというのにもかかわらず、城跡ではそれ以来本当に人と出会うことが全くなく．．．それほど特別の所に出かけている訳でもないというのに(^^;

交通アクセス

・大槻峠から徒歩２０分、円良田側からは徒歩４０分くらいですが、水の豊富なこともあり円良田城の南斜面に山野草の群落が多いようです。
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