群馬県内の城館跡目次
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1歴史伝承 2残存遺構 3訪城記録/記念撮影 4アルバム 5交通案内 6参考/引用資料 7更新記録
関連ページへのリンク  2019年3月19日のブログ 二宮赤城神社 大室城 赤石城
所在地
 群馬県前橋市二之宮町宮下西、五分一地内
歴史、人物、伝承

経緯不詳
 赤城神社境内から見て南東約200m付近に所在している環濠屋敷跡で、西側に小流を伴う比高差5メートルに満たない小さな崖地を有する一画にあり、現在は3軒ほどの民家と耕作地が所在している。
近隣に所在している「無量寿寺」「二宮赤城神社」と合わせて
「二之宮環濠遺構群」ともいわれているのだが、そうした包括的な呼称が地理的に便宜上付されたものか、その形態あるいは歴史的な経緯などに基づくものなのかは不明であり、またこの宮下西館の歴史的な背景についてもその詳細は不明である。なお、宮下西の名称はその所在している字名によるものである。
「群馬県の中世城館跡」に掲載され、上武道路建設に伴い1981年度に発掘調査が行われて二重の堀と虎口などが検出されているらしいのだが、その後の道路建設や宅地化の進行の影響もあるらしく、当該地表を観察する限りではその城館跡らしさは上記の僅かばかりの崖線地形以外に認めることはできない。

確認可能な遺構
 ほぼ消滅、崖線地形のみ
文化財指定
 なし
訪城年月日
 2019年3月19日 午前10時30分から10時50分
訪城の記録 記念撮影

 遺構は上武道路の下?
 赤城神社境内と無量寿寺を見学後に直ぐ近くであることもあり続けて徒歩にて向いましたが、事前の予想通り現状では該当地の西側に小さな崖線地形が確認できるだけでした。
未だに直接「発掘調査報告書」を確認してはおりませんが、どうやら該当地の南側の一部が上武道路とその側道の真下に存在している模様であることが窺われました。
 なお、この日は朝食ぬきであったことから暫時休憩を兼ねて、国道50号線沿いの「そば花」にて珍しく比較的豪華な昼食(1000円以上)を摂り、貧弱な気力を振り絞り南方の赤石城方面へと移動しました (^^ゞ
( 2019/5/1 )記述
宮下西館方面
宮下西館方面 −画像A−
( 2019年3月19日 撮影 )
凸赤城神社参道入口交差点附近に所在する上武道路に架かる歩道橋上から撮影しています。
画像中央部のやや上に所在する白い外壁のお宅とその向こう側の民家周辺が「宮下西館」に相当するように思われます。
 上武道路がカーブしたその先には冠雪した浅間山が、その右手には榛名山の山並みが望まれました。

宮下西館の西側付近
宮下西館の西側付近 −画像B−
( 2019年3月19日 撮影 )
凸この画像の左側から中央付近にかけて最大比高差5メートル弱ほどの崖線地形が所在しておりましたが、こちらの地形も民家の庭先に相当しますので何時までも余りジロジロとは拝見できません。

国土地理院航空写真画像
国土地理院航空写真画像城 −画像C−
( 2019年4月11日 編集加工 )
※訂正とお詫び
 この航空写真画像の正しい表題はあくまでも「二之宮環濠遺群」とすべきなのですが、この加工作業の最終段階でようやく間違えに気づいたため最早後の祭りでありました。
作業をやり直ししやすくするためその都度上書き保存しますと、画像としての解像度が低下しますので保存は完成直後に一度だけ行います。
たまたまこれら3か所の遺構が接近しており、遺構群として把握されているという背景もあり、合理性にかこつけて「手抜きができる!」と喜んだところがこの様で、再度作業をするという気力が失せたため敢えて間違えたまま掲載しておりますのでご容赦を願います <(_ _)>

訪城アルバム
凸1 浅間山
 上武道路の側道から撮影しています。なお、画像手前の白い花はハクモクレンです。
この日も余り遺構には恵まれそうにない平坦地でしたので、こうして気分転換を行わないとモチベーションが維持できないのであります (^^ゞ

凸2 赤城神社前の交差点
 この歩道橋の上からはいちおう赤城神社などを含む3か所の城館跡を俯瞰できます。

凸3 二宮赤城神社
 画像中央の木立の見える個所が赤城神社の境内地で、その左側に見える山は赤城山方面となります。

凸4 西側崖線部
 上武道の側道から撮影した上記画像Bに伴う崖線部の地形です。

凸5 北西部
 「画像4」に見える水路の北側部分で、赤城神社境内の西方附近を水源とした用水路ですが、元々小さな細流が存在していたのかも知れません。

凸6 西側崖線地形
 「画像4」の個所を北西側から撮影したものです。そのまま撮影しますと民家が写りこんでしまいますので、大きく角度をずらして撮影しているため比高差が分かりにくい画像となっております。
交通案内


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いつもガイド の案内図です いつもガイドの案内図

凸参考・引用資料
太字の資料は特に関連が深いもの、あるいは詳しい記述のあるもの)

城郭関係
「日本城郭全集第3巻」(大類 伸 監修/1967/人物往来社)掲載なし
「日本城郭体系第4巻」(1980/新人物往来社)掲載なし
「群馬県の中世城館跡」(1988/群馬県教育委員会)⇒二之宮環濠遺構群、宮下西館として掲載

歴史・郷土史関係
「角川日本地名大辞典」(1988/角川書店)
「前橋市史第1巻」(1971/前橋市)掲載なし

その他
「マッピングぐんま」(群馬県遺跡データベース) ⇒ 所在地の確認に役立つ。
「国土地理院航空写真」


更新記録
・2019年5月1日 HPアップ
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