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山形県寒河江市の城館索引へ戻る  柴橋代官陣屋柴橋代官陣屋のバナー
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関連ページへのリンク  2009/05/12のブログ 新田城 本楯館 落衣長者屋敷
所在地
 山形県寒河江市
歴史、人物、伝承

近世中頃の代官陣屋跡
 寒河江市柴橋は最上川中流域の河岸段丘にあり、戦国時代には寒河江城を本拠とした大江氏被官柴橋氏の居館があったとされるが、その具体的な所在地は不詳である。
 元和8年(1622)の最上氏改易後には鳥居氏の山形藩領、寛永13年(1636)からは天領として漆山代官所の支配下とされた。宝暦2年(1753)に柴橋村付26か村が庄内大山代官支配とされ遠隔地となった村民らは不便を訴え、宝暦5年(1755)に柴橋仮陣屋がおかれ、同11年には本陣屋が完成した。現在陣屋跡には「柴橋代官所跡」の石碑が立つが、宅地化により遺構は消滅したという。(「国別城郭・陣屋・要害台場事典」より引用した)

確認可能な遺構
 標柱(高札場)のみ
文化財指定
 なし
訪城年月日
 2009年5月12日 14時35分から14時40分
訪城の記録 記念撮影

 確定に至らず ( 2010/09/13 記述 )
 事前の情報等によれば、真言宗柴橋寺付近とのことでありました。寺院本堂の方へと赴くも、それらしいものは見つからず。それならばということで南寄りの個所に移動したところ高札場」の標柱を目にすることができました。
 「高札場」と代官陣屋が必ずしもイコールでないことはよくあることですが、他にこれといった当ても全くありません。この後のスケジュールもあり、滞在時間も限られていることから、大雑把に多分この柴橋寺駐車場付近が柴橋の代官陣屋跡なのだろうと想定してみました(汗)
 なお、下記画像右側の細長い建物は消えかけた文字を判読しますと恐らく消防団の小屋のようですので、かつてはこの地が集落の中心地に相当していたものと思われます。相当な年代物のようで「近代遺産」に該当しそうな趣のある建物でありました。この7尺四方ほどの小屋の規模ですと、いざというときには手押しポンプ車或いは竜吐水のようなものが出動していたのでしょうか。一方画像右下の消火栓は恐らく現在でも機能する現用施設のように思われました。

「高札場の標柱」が所在する柴橋寺の参拝者用駐車場
「高札場の標柱」が所在する駐車場
( 2009/05/12 撮影 )
交通案内

いつもガイド の案内図です いつもガイドの案内図

凸参考・引用資料
太字の資料は特に関連が深いもの、あるいは詳しい記述のあるもの)

城郭関係
「国別城郭・陣屋・要害台場事典」(西ヶ谷 恭弘 編/2002/東京堂出版)

歴史・郷土史関係
「山形県の歴史」(1998/山川出版社)
「角川地名大辞典県6」(1981/角川書店)

史料、地誌、軍記物
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・2010/09/13 HPアップ
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