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2016/11/15のブログ 凸郡山城(郡山館) 凸久保田山王館 凸郡山館/郡山城 | |
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福島県郡山市駅前1丁目 |
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郡山駅前の市街地であり地表部の遺構は確認できないが、わずかに陣屋ビル前に設置された近世陣屋の案内図のなかに「郡山城」の文字が記されている。 |
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なし |
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2016年11月14日 午前9時00分から10時10分 |
( 2016/11/15 撮影 ) |
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凸参考・引用資料
(太字の資料は特に関連が深いもの、あるいは詳しい記述のあるもの) ※郡山城の所在地については大きく分けて「西ノ内説」(桃見台付近)と「稲荷館説」(郡山駅前)がある。 ■城郭関係
・「北海道・東北地方の中世城館 4 岩手・福島(「福島県の中世城館跡」を収録)」(2002/東洋書林)⇒西ノ内説 ・「日本城郭体系 3」(1981/新人物往来社)掲載なし ・「日本城郭全集 2」(大類 伸 監修/1967/人物往来社)掲載なし ・「戦国時代の城」(2009/高志書院) ⇒ 79頁にて垣内氏は広長秀典氏、柳田和久氏の研究成果をもとに西ノ内説から稲荷館説への訂正を明記している ■歴史・郷土史関係等 ・「会津・仙道・海道地方諸城の研究」(1980/沼舘愛三編著/伊古書院)⇒西ノ内説 ・「郡山の城館−歴春ブックレット安積2」(2015/垣内和孝 著/歴史春秋社)⇒稲荷館説 ⇒ 地方紙である福島民友に2013年から2014年にかけて連載されていた記事を基に編集されたもので、安積地域に所在している約40か所の城館跡について略述しているなかで、「郡山館」の項目で郡山合戦の際に両軍の争奪の的となった当城館について、案内図入りで解説をしている。 ・「郡山の歴史」(旧版 2004/郡山市)⇒稲荷館説 応永11年(1404)の安積伊東氏一揆連判状では、この地に関連している人物として伊東氏の一族とされる「」の名が見られる。 ・「郡山の歴史」(新版 2014/郡山市)⇒稲荷館説 47頁に郡山合戦についての記述があり、「郡山地方史研究第42集」(郡山市の中世城館8)からの引用として、「郡山城(稲荷館」)とする垣内和孝氏の作図を掲載している。 ・「郡山市史第1巻通史編」(1975/郡山市編)両論併記 ⇒ 安積の館主と題した項目の514頁において、「郡山城の位置については明らかではない。現在の郡山駅ないし方八丁(⇒保土谷化学の南隣)のあたりと伝えられるが、確証はない。あるいは夜討川の西北岸の西の内の台地であろうか・・・政宗本陣の窪田山王山から直線距離にして1から2kmの地点であろう」との見解を示している。 ・「三春町史第1巻」(1982/三春町)郡山城の所在地に関する記述は見られない ・「郡山の地名(口承文芸刊行物)」(2005/郡山市教育委員会) ・「図説郡山・田村の歴史」(2000/郷土出版社)⇒稲荷館説 ⇒ 100頁から101頁にかけての記述として、「郡山城の位置については、西ノ内の幕ノ内と駅前の陣屋とする説がある。「伊達治家記録」等の資料の整合性や、郡山合戦の佐竹・蘆名勢と伊達勢の動きより、駅前陣屋の稲荷館とするのが妥当である」との見解を示している。 ・「図説戦国合戦総覧」(1977/人物往来社)⇒西ノ内説か ⇒ 合戦の概要を示す略図において奥州街道よりも西寄りに郡山城らしき城を配している。 ■史料、地誌 ・「日本城郭史料集」(1968/大類 伸 編集)記述あり、但し所在地は不詳 ⇒「諸国廃城考」(1770/深井彪 撰)に所収され、「郡山城 天正16年6月佐竹義重、会津義広と岩城須賀川の兵を合せて安積郡へ打出らる。政宗是を聞て大町宮内、中村主馬、塩ノ森六郎衛門、小島右衛門、大細金七郎を遣わして足軽200人を率いて城主(其の姓名失う)と共に此城を守らしむ。政宗も来て奮戦しかば佐竹勢遂に敗走す」とあるのみで、郡山城の所在地を窺う記述はない。 ・「積達古館弁巻ノ五安積郡」(「郡山市史8資料編」より)郡山城の所在地に関する記述は見られない ・「三春町史第7巻」(1978/三春町)に「奥陽仙道表鑑」を所収しているが郡山城の所在地に関する記述はない。 ■その他(データベース、関係著書) ・福島県文化財データベース「まほろん」⇒西内説により「郡山館」と表記 ・郡山市役所公式HPから「埋蔵文化財包蔵地マップ」⇒西内説により「郡山館」と表記 ・「室町期 南奥の政治秩序と抗争」(2006/垣内和孝 著/岩田書院)所在地に関する言及はない ・「国土地理院航空写真」(国土地理院ホームページから) ・2017/02/12 HPアップ
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