( 2004/12/12 )
■今回は近所の城館跡を
いろいろと事情があり、結局家を出たのはなんと12時30分を過ぎ。しかし最初の目的地は車で15分の場所、富士見市の勝瀬氏館なのであっという間に到着。富士見市勝瀬の榛名神社が目印の場所。 以前はもっと木立が深いように思いましたが、歩道の拡張により伐採されたようで景観が変わってしまったようです。神社の裏のほうに土塁があると聞いていたのですが、その神社自体が見当たらない......確かに榛名神社と書かれた看板があるので間違いはないのだけれど。 よく見ると小さな石造の祠が農家の庭先に祀られており、どうやらこれが神社の関係らしいということに.......。そういえば裏口の門は良く見ると鳥居の格好をしているようで......。 さて、土塁、土塁は......はて.....それらしきものが全然見当たらない。細い道の反対側の裏の笹薮の辺りも、失礼して拝見と......やっぱり見当たらないではないか。それでも、じっと祠のある場所の後ろ側を良く眺めていると.......なにやら、少しだけ地面がほんの少し高くなっているような地形が......これか......高さにして30cmから50cm程度の地面の高まりが隣家の境にあるような、ないような。 表の道路沿いにも、土塁に見えなくもないような連続した地面の盛り上がりが確認でき、とりあえずそちらの方を写真に収めさせていただいた。 後でわかったことですが、榛名神社そのものは400mほど東側にあり、こちらのほうは神職の方がお住まいらしいとのこと........道理で祠しか見つからないわけで(^^; 榛名神社は富士見市勝瀬宮前791番地にあり埴山姫命、豊宇気毘賣命が祭神で農業神として信仰され、春の「雹除け」、雨乞い、家内安全などのご利益があるという。また、本社再建の棟札には文明9年(1477年)の記載があるとのことですが、群馬県の榛名神社との関係については勧請したという記録もないそうで不明らしいとのことです。
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