( 2014/09/20 )
■迷宮のクガイソウかトラノオか
神奈川県川崎市内の阿部某屋敷を捜索している最中に道路脇で見かけたものを撮影させていただきました。民家の庭の一部のようにも見えるその隣の畑のような空き地のような土地に咲いていました。元々は栽培されていたものと思われますが、比較的頑健な多年草なのでしっかりと自生している印象でした。
なお名称特定の紆余曲折は次の通りです。
第一印象は大型のトラノオ系統の園芸種か ⇒ 図鑑類を調べると花穂は在来種のクガイソウ(山野草)に近そうな印象 ⇒ しかし、ここは山間地でもなく標高50m前後の郊外の住宅地であり、クガイソウの葉は輪生で、画像の花はも拡大してみると筒状花ではなさそう ⇒ 図鑑などから近縁のルリトラノオ(山野草)が候補に浮上するも、いささか花穂が短い印象も ⇒ 学名などをたよりにしてネットなどからベロニカ・ロンギフォリアが浮上 ⇒ セイヨウルリトラノオの別名を確認してほぼ特定終了 ⇒ かくして所要時間は約2時間ほど (^_^;)
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