凸1 阿武隈川
完璧な逆光での撮影のため川の水が黒く見えますが、実際には遥かに透明度の高い水質です。この流れは市野関館の丘陵が所在することにより弓なりに西側へと蛇行。結果的にその部分に張出した丘陵を取り巻くような流れとなり、東側を除いた水濠のような役割を果たしていたのかもしれません。ただし館跡は右岸に所在しているという事情から、須賀川城を防御するという点では正に背水の陣となってしまいますが(苦笑)
さて「阿武隈」と聞くと、どうしても戦時中の高速軽巡洋艦のことが頭の中を過ってしまいます。周知のように旧帝国海軍の軽巡は河川名からネーミングされているので、その点では両者の間には大変深いつながりがあるのですが。
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凸2 市野関館遠望
向かって右側は比高差25mほどの断崖を形成している様子。また小字名も「舘山」と非常に分かりやすいので助かります。
画像は全て逆光の時間帯に撮影。このためハレーション防止対策として、明るさを抑えてASA400/WB=晴れの設定。余分な光線の影響を防ぐことには成功。然のことながら実際よりも暗い画像に。
なお、今回の福島遠征は何時もの17−85mmキャノン純正レンズ故障修理中のため、タムロンAF18-250mm(35mmフィルム換算で28−388mm相当)を使用しており、様々な撮影環境でのテストという意味もあり...とこんなことでも書いておかないと余りに話題性が乏しく...ブツブツ
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