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撮影場所 東京都文京区 ( 2017年5月4日 撮影 晴れ ) 
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撮影場所 埼玉県美里町 ( 2005年4月22日 撮影 晴れ ) 花と株

日本名 馬の脚形、馬の足形(ウマノアシガタ)
⇒本種の根生葉を馬の蹄に喩えたともいわれていますが、あまり似ている印象はありません。こうしたことから「鳥」を「馬」と間違えた、あるいは花被の形が馬の蹄に似ている、花被が馬のわらじに似ているなどという説もあるようです。
科/属 キンポウゲ科キンポウゲ属
学名 Ranunculus japonicus (ラナンキュラス ジャポニクス)
開花時期 4月から5月
特徴など 日本全国の日当たりのよい山野、林縁などに自生している多年草で、別名を金鳳花(キンポウゲ)ともいわれていますが、あくまでも本来は八重咲きのものをキンポウゲというそうです。しかし八重咲のものはあまり目にすることが無いこともあり、近年ではキンポウゲといえば、このウマノアシガタを指すように変わってきているようです。
英語名ではバーターカップと呼ばれ、日本以外では中国、台湾、朝鮮半島地方にも分布しています。
鮮やかな5弁花にはよく観察すると縦方向の皺のようなラインが見え、真ん中の雌しべの集合体に対して30本ほどの葯をつけた雄しべがその周りを囲んでいます。(※画像のうち上から2番目の左側の花の部分を参照)
なお、花被の鮮やかさは多量のデンプン質を含むことによるものだそうです。
アルカロイド系の物質を含む有毒植物で、全草、茎の汁に毒性があり、皮膚炎、腹痛、嘔吐、胃腸炎、麻痺、幻覚などの症状を引き起こすとされていますが、方言名からも想像されるように扁桃炎の治療などにも漢方の薬草としても利用されていました。
2005年の画像のものは、ほんの3株ばかりの小さな群落を形成し、草丈は最高でも50センチメートルほどで、少し離れたところからでもよく目立つ直径約2センチメートルほどの鮮やかな黄色の花が咲いていました。

花言葉には「栄誉」「栄光」「子どもらしさ」「中傷」「楽しみ到来」「美しい人格」など、実に幅広く様々な意味合いが加えられているようです。

※参考にした図鑑類
「花と木の名前1200がよくわかる図鑑」(2005/主婦と生活社)
「散歩で見かける野の花・野草」(2013/日本文芸社)
「散歩で見かける草花・雑草図鑑」(2011/三省堂書店)
「最新版 雑草・野草のくらしがわかる図鑑」(2014/秀和システム)
「野草・雑草の事典530種」(2014/西東社)
「四季の野の花図鑑」(2008/技術評論社)
「身近な野草・雑草」(2010/主婦の友社)※本来のキンポウゲの意味を解説している。
「雑草や野草がよーくわかる本」(2006/秀和システム)
「野草図鑑」(2014/ナツメ社)※本来のキンポウゲの意味を解説している。
「散歩の花図鑑」(2015/新星出版社)※本来のキンポウゲの意味を解説している。
「日本の山野草」(1998/NHK出版)
「日本の野草 春」(2009/学研)
「花色でひける野草・雑草観察図鑑」(2005/成美堂出版
「季節の野草・山草図鑑」(2005/日本文芸社)※本来のキンポウゲの意味を解説している。
「日本の野草・雑草」(2008/成美堂出版)
「増補改訂新版 山渓ハンディ図鑑1野に咲く花」(2013/山と渓谷社)
「野草大百科」(1992/北隆館)※別名、方言、調理法などに詳しく、本来のキンポウゲの意味を解説している。
「里山の植物(2009/NHK出版)」
「園芸植物大事典」(1994/小学館)
「四季花こよみ 春」(1988/講談社)

※参考にさせていただいたサイトなど
「みんなの花図鑑」
「植物園にようこそ!」
「筑波実験植物園/植物図鑑」
「私の花図鑑」
「四季の山野草」
「花しらべ」
別名
俗名
方言
別名は「金鳳花」(キンポウゲ)のほかにも、「駒足形」(コマノアシガタ)、「大芹」(オオゼリ)、「鬼芹」(オニゼリ)、「川芹」(カワゼリ)、「馬芹」(ウマゼリ)、「瘧落」(オコリオトシ)、「黄金花」(コガネバナ)、「鳥足形」(トリノアシガタ)などともいうようです。
こレとは別に「本草綱目啓蒙」では「ムマノアシガタ」、「テマリバナ」、「カワミツバ」、「カエルコグサ」、「ヒトデ」などともいわれたようです。
また方言名としては「アタマイタ」「インノアシガタ」「ウシノノドハレ」(扁桃炎)「コンペイトウ」「チリチリグサ」「ノドハレ」(扁桃炎)「ハッポウグサ」「ピーピーグサ」「キンソウ」などがあります。

観察の記録

( 2005/04/22 )
黄色の5弁花は難しい
 名称を確定するまで少し調べるのに手間取りましたが、間違いなくキンポウゲの群落です。花弁の直径はだいたい2cm程度で、その形から別名ウマノアシガタとも云われています。また、「本来のキンポウゲ」は「八重咲き」のものをいうと「野草大百科」(北隆館)などには記されています。なお蝶などの幼虫が食べたのでしょうか、黄色い花びらが欠けていました。
 4月春の時期に咲く5弁の黄色の花は種類が多く、その種類を特定するのが難しク感じられました。草丈、葉の形、花の大きさを別にして花の形だけでいうと、ヘビイチゴ、オヘビイチゴは別としてもミツバツチグリ、キジムシロなどとよく似たようなものが多く、この当時の自分のような素人は殆ど区別がつきませんでした。

( 2017/05/04 )
あれから12年
 無料開放されたみどりの日に、文京区の「小石川植物園」の薬草園内にて撮影をした画像で、陽光の降り注ぐなかで、小さな五弁花はひときわ目立ち照り輝いていました。同じ薬草であるクサノオウは逸出して園内の各所で群落を形成していましたが、本種については野草としての繁殖力はそれほど強くはなさそうです。
 数年ほど前からようやく植物の名前調べがすすむようになりました。近年は植物関係のサイトも多岐にわたりかなり充実していますが、このHPを更新し始めた時には現在よりも遥かに調べる手だても少なく、種類不明のままお蔵入りとなっていた画像が山ほどあったことを懐かしく感じております。
 なおこの12年間の間にも、残念ながらこれら野草の生育環境は大きく変化しているようで、繁殖力の強いヘビイチゴ類とミツバツチグリなどは別として、キジムシロ、ウマノアシガタなどの野生種にはなかなかお目にかかれなくなってきてしまいました。


・2005/04/22頃 HP作成
・2017/05/13 HP全面改訂


ウマノアシガタ


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