( 2005/04/17 撮影 晴 )
■花は一日限りの命
撮影場所は勤務先の北風の当たらないやや日陰になった場所で、およそ10株ほどの花が元気に咲いていました。
内側の花びらには模様がなく、外側のやや外縁部にギザギザのある3枚の部分に清楚な青紫と黄色の模様が入ります。だいぶ以前には自宅にも咲いていましたが、今はキボウシに取って代わられています。その当時はある程度日当たりの良い場所でしたので、環境に順応できなかったのかもしれません。
( 2005/05/07 撮影 晴 )
■雉岡城の射干
撮影場所は生育環境に合致したやや日陰になった塙保己一記念館に近い南の郭の一角で、数十株ほどの花が2か所に分かれて元気に咲いていました。花の印象からは一見ひ弱そうに思えますが、結構天候の変動や寒暖の差に強い植物です。
上の2枚とは生育環境の違いからかと思いますが、今まさにこれから花の盛りを迎えようとしていました。また、土質の違いからか花色も純白に近い白が強調されて青紫かがった印象は殆ど感じられませんでした。
( 2006/04/16 撮影 晴 )
■増殖しすぎて
ランナーをのばして群生し始めるようになりますと、ほかの植物を駆逐する勢いさえあります。この撮影の2年後の春には余りに増殖しすぎたために、水仙などの存在が危機に陥りとうとう間引きをすることとなりました。
そのうちの状態の良いものを4株ほどプランターに植え替え、日陰に置いて現在生育状況を観察中です。 ( 2008/05/14 追記 )
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