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ゼブリナの画像ゼブリナのバナー画像
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ゼブリナ ⇒ 画像クリックで拡大します
撮影場所 埼玉県三芳町( 2007/06/16 撮影 晴 )
ゼブリナ ⇒ 画像クリックで拡大します
撮影場所 埼玉県三芳町( 2009/03/10 撮影 晴 )
ハイドロカルチャ−仕立で開花(水分抑制、日照はやや不足気味)
セブリナ ⇒ 画像クリックで拡大します
撮影場所 埼玉県三芳町( 2010/03/20 撮影 晴 )
日当たりの良い環境の場合は土鉢環境でも開花します。

日本名 ゼブリナ ( 写真の品種名は「ペンドゥラ」 )
科/属 ツユクサ科ゼブリナ属
学名 Zebrina pendula
開花時期 ※観葉植物なので原則的には開花しませんが、稀に小さな紫色の花が咲く場合もあるようです。管理人も既に5年以上さまざまな環境で栽培しておりますが、未だに花自体を見たことはありません。
※その後、2009年、2010年と2年連続で開花を確認しましたが、ハイドロカルチャー、土鉢の双方ともに生育状況が悪化し、その一部は枯れ死してしまいました。
栽培方法
特徴など
 ツユクサの仲間なので成長に歯止めが利かなくなるところが寧ろ厄介なほど成長速度が速いのが生育の特徴。葉の裏側が紫色で表側に縦縞の模様が入りますが、普通の紫、赤紫、濃い目の紫とさまざまですが、観察する限りでは少なくとも土質による違いが原因ではなさそうです。
 なお冬越しの場合には、通常の水遣りを抑えて葉水で保湿し、摂氏15度程度に温度管理することがポイント。一般的に観葉植物の本などでは摂氏5度でも越冬可能とされているようですがやはり最低でも摂氏10度以上は必要なようです。また、経験的には元気のなくなった古い株をそのまま維持するよりも、元気そうな先端部で挿し木にした方が良いようです。

      ■「土鉢」の場合の栽培方法について■

土質や環境により多少様子が異なり、葉色全体が赤紫色になるものと緑色がかったものがあります。5月下旬から梅雨時にかけて畦道の傍らなどでよく見かけることのある「露草(ムラサキツユクサ)の一種」です。
南アメリカ原産の多年草で別名をセブリナまたはシマムラサキツユクサともいうようです。葉の先端が直立する性質を生かして出窓などにハンギングするとなかなか様になります。

日当たりの加減
明るい場所を好みますが、夏の炎天下の直射は葉焼けを起こす可能性があります。
日陰でも育ちますが、葉と葉の感覚が開きすぎてしまうことがあります。
蛍光灯の光でも、何とか生育します。(テストの結果では、特に問題ないようです)

越冬について
越冬温度はプラス10度以上が目安ですので、木造家屋の場合には一般的に多少の保温措置が必要です。
西日が直接当たるような場所は避けること。(一日の室温の変動が大きいため休眠期の植物が疲弊し枯れてしまいます)根元が枯れても3月下旬ころに葉の先端が生きていれば挿し穂の要領で概ね再生可能です。
暖房の効いた部屋では室温としては良い条件ですが、空気が乾燥しますので時々「葉水」をスプレーしてあげてください。ただし鉢底に水が溜まらないように注意してください。

水やり
5月頃から9月頃までの生育期には、土が乾いたら週当たり2回から3回程度を目安に。
鉢底にたまった水は早めに捨ててください。(水やり等の再利用は避けたほうが賢明です)
冬季の場合には水やりは控えめにして時々は葉水での保湿を。

植え替え
4月下旬から6月頃までが目安。(毎年初夏には植え替えを)
2、3節程度を目安にすれば、挿し穂の要領でいくらでも増えます。
ただし増やしすぎると1年で3倍から5倍ぐらいになりますので置場所に困ることがあります。挿し穂の時期は5月から10月上旬までで、鋏で切り取ったときに粘液が出るようでしたら根付くはずです。
用土は腐植土と赤玉土の混合あたりが適切。(経験上は野菜用のものでも大丈夫です)
また、市販の観葉植物の土でも殆んど問題ありません。
用土により鉢土が固くなると根が呼吸できなくなりますので、時々割り箸などで小さな穴を開けたりして土をほぐして空気を送り込んでください。

肥料
一般に繁殖力旺盛なので殆んど不要ですが、成長期に元気がなければ緩効性の肥料を少量与えると良いかもしれません。
ちなみに管理人の場合は水しか与えておりませんが、それなりに元気に生育しております。

失敗事例として
@ 冬季の西日の当てすぎ
A 日陰に置きすぎると茎が伸びすぎになります。
B 初冬の植え替え(植物の休眠期)
C 冬場の過剰な水やり(根腐れ、鉢土凍結)
D 暖冷房の風が直接当たると元気がなくなります。
別名
俗名
方言
シマムラサキツユクサ(縞紫露草)など

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セブリナの画像
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セブリナの画像
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セブリナの画像
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観察の記録

( 2007/06/17 )
「土鉢」から「ハイドロカルチャー」への転機
 恥ずかしながら、長らく「トラデスカンチア」の一種と勘違いをしていた時期がありました。尤も観葉植物の本の中にも混同している事例が散見されます。
 2006年の9月頃から「ハイドロカルチャー」に凝りだしましたが、「ポトス」などとともに比較的栽培しやすい品種です。「5」「6」の画像が従来の土鉢方式で、「2」が一番最近のものですが、容器もそれなりに似合うものを工夫するように少しばかりの配慮を加えるようになりました。成長速度自体は断然「土鉢」ですが、ミニ観葉として成長を管理するには「ハイドロカルチャー」に軍配が上がるようです。
 以前は職場の方でご希望の方には幾つでも無償で差し上げておりましたが、次第に品質自体にそれなりの目途も。このため社会的な意義を加味して、「さいたま緑のトラスト」の募金にご協力いただいた方に差し上げるように変更。それでも既に200鉢以上が捌けました。

( 2010/05/03 )
ゼブリナの開花
 管理人の場合では開花した個体はハイドロカルチャー、土鉢の何れも50%以上の確率で枯れ死という結果に至りました。2年続けてゼブリナの開花を確認できたのも何かの因縁かとも。
 この2010年3月末で小鉢の頒布を終了しましたが、このゼブリナを始めオリズルラン、ポトスなど、6年間の累計で少なくとも1500鉢ほどを頒布させていただきました。その折に頒布させていただいた株が未だに元気に生育していると風の便りにお聞きしたような事例も幾度かあったように記憶しております。


・2007/06/18 HP作成
・2007/06/19 記述追加
・2010/05/03 花の画像追加


セブリナ


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