( 2005/10/24 )
■秋のアザミといえばこれ
江南町の上杉館跡が所在する平地林のやや日陰となった個所に咲いていた幾分盛りを過ぎた感のあるノハラアザミ。
いわゆる普通のアザミで総苞弁が写真のように幾分棘のような感じで反り返っていますが、近縁種の5月から8月に開花するノアザミは総苞が粘々するということです。またこの種は根生葉が花期になっても残っていますが、ノアザミの方は消滅するということで識別すればよいようです。キク科アザミ属の多年草で、夏から秋にかけてのアザミといえばこのノハラアザミをさすようです。
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