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ノハラアザミ
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日本名 ノハラアザミ(野原薊)
科/属 キク科アザミ属;
学名 Cirsium tanakae
開花時期 8月から10月下旬まで
特徴など  薊の仲間は日本には数十種類存在するといわれています。とくに秋のアザミは葉の形の刺々しさと比べて、その花は優しげで哀愁や郷愁を感じさせます。このため「山には山の愁いあり....」と有名な「アザミの歌」に歌われているように、この歌の存在と共に「アザミ」ということばには熟年・高齢者にとっては自分の故郷や人生と重ね合わせることのできる心象風景としての響きがあるように思います。
 北欧では「雷除け」の花としであるとの民間信仰があり、スコットランドでは「国花」とされています。アザミの仲間はどの種類も茎や葉を食用とすることができるそうで、煮物・漬物。・きんぴらとして食べることができるそうです。なお、近似種のノアザミは春に咲きます。
別名
俗名
方言
方言としては、アジャラ、ウシノコメノメシ、オニアザミ、キツネノオシロイハナ


(2005/10/19 撮影 晴れ)
■1埼玉県大里郡江南町千代

(2005/10/19 撮影 晴れ)
■2埼玉県大里郡江南町千代

観察の記録

( 2005/10/24 )
秋のアザミといえばこれ
 江南町の上杉館跡が所在する平地林のやや日陰となった個所に咲いていた幾分盛りを過ぎた感のあるノハラアザミ。
 いわゆる普通のアザミで総苞弁が写真のように幾分棘のような感じで反り返っていますが、近縁種の5月から8月に開花するノアザミは総苞が粘々するということです。またこの種は根生葉が花期になっても残っていますが、ノアザミの方は消滅するということで識別すればよいようです。キク科アザミ属の多年草で、夏から秋にかけてのアザミといえばこのノハラアザミをさすようです。


ノハラアザミ


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