日本名 |
瑠璃唐草(ルリカラクサ)
⇒葉の形が唐草の模様に似、その花が美しい青色をしていることから、宝石の瑠璃、あるいは瑠璃色(紫がかった紺色)などに由来するものと考えられますが、この色合いをしているネモフィラの仲間は、あくまでもネモフィラ・メンジージーのインシグニス系統のようです。 |
科/属 |
ムラサキ科ネモフィラ属(ルリカラクサ属)
※APG分類体系によるもので、従来の新エングラー体系などではハゼリソウ科に分類されています |
学名 |
Nemophila menziesii cv. Insignis blue
(ネモフィラ メンジージー 'インシグニス・ブルー') |
開花時期 |
3月下旬頃から5月下旬頃まで |
特徴など |
カリフォルニア、オレゴン州などの北アメリカ原産の耐寒性1年草で、現地にはおよそ11種から18種(諸説あり)が生育しているとされています。
また、ネモフィラの語源はギリシャ語のNemos(森、小さな森)とPhilea(愛する、親しい)に由来するといわれています。
その代表的なものがネモフィラ・メンジージー(メンジェシイとも)のインシグニシス・ブルーで、近年では「国営ひたち海浜公園」の花畑が5月の連休頃になると話題となっています。
同種は草丈20センチメートル内外で、春から初夏にかけて花径約2センチメートルから3センチメートルほどの明るい青色から水色の五弁花状の花を咲かせますが、初夏の終わりころにはやや短めの花期が終わります。
この種以外には白花で花冠の縁に5つの斑点状の模様を有するマクラータ(Nemophila maculata、マキュラータ、マクラタとも)が知られています。
花言葉には「どこでも成功」があります。
※参考にした図鑑類
「園芸植物」(1998/山と渓谷社)
「散歩で見かける四季の花」(2013/日本文芸社)
「花と木の名前1200がよくわかる図鑑」(2005/主婦と生活社)
「散歩の花図鑑」(2015/新星出版社)
「だれでも花の名前がわかる本」(2015/講談社)
「季節の花図鑑」(2004/日本文芸社)
「花の事典970種」(2015/西東社)
「増補改訂版 園芸大百科」(2015/ブティック社)
「くらしを彩る花の本」(2014/講談社)
「花色図鑑」(2003/講談社)
「園芸植物大事典」(1994/小学館)
※参考にさせていただいたサイトなど
「みんなの趣味の園芸」
「みんなの花図鑑」
「花と緑の図鑑」
「植物園にようこそ!」
「私の花図鑑」
「ガーデニングの図鑑」
「花しらべ」 |
別名
俗名
方言 |
別名というよりも一般的には「ネモフィラ」(属名から)が最もよく知られており、このほかに「ベビー・ブルーアイズ」(英語名から)があります。 |