( 2005/05/30 )
■露に濡れたあでやかな紫の3弁花
本庄市の画像は中世城館めぐりの際に、民家の道路沿いの庭先に咲いていたものを撮影させていただいたものです。この草丈は約60センチほどもあり、大変日当たりのよい所に咲いていました。
しかし、不勉強のためその時点では名称がわからずそのままにしておいたのですが、仕事先の敷地の中にも同じものが咲いていたので思い出したように図鑑などを色々と調べて漸く判明したという経緯がありました。
早朝から午前中にかけて開花し早くも午後には萎んでいるように見えましたが、暑さを凌ぐための習性ともいわれているようですが未確認です。何れにしましても写真のように蕾をたくさん持っているので、ほぼ毎日次から次へと咲き続けます。 ( 2008/05/24 文面改訂 )
( 2006/08/29 )
■漸く出会えた自然な色合い
福島県白河市の日本100名城にも選ばれている白河小峰城の由緒正しい西側水濠の堰堤に咲いていたものです。6月中旬の梅雨入り前という紫外線の強い快晴の昼下がりでしたが、けっして萎むようなこともなく濃厚で鮮やかな紫色の花をつけておりました。
こうした活き活きとした表情は早朝などでないとなかなか撮影が難しいのですが、多くは日陰となっている場合が多いのでなかなか花色の美しさが伝わりません。偶然にも撮影することが叶い、まさに幸せなひと時でありました。
( 2016/06/19 )
■朝方の瑞々しさ
横浜市内の余り城跡らしくはない遺構の乏しい城跡を訪れている最中に見かけたものです。ムラサキツユクサは一般には植生は陽当りを好むとされているようですが、この時期に見かけると必ず撮影することも多いので、そうした限りではむしろ陽当りのほうはそこそこで、多少の湿り気のあった方が適しているようにも思われます。朝方の午前9時ころの撮影なので、まだ瑞々しさが感じられますが、これが正午を過ぎて強い日差しに当たると忽ち萎んでしまいます。また、その色合いも濃い紫色から明るい薄紫色まで、生育環境の違いにより様々な表情を見せてくれます。
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