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マツバボタン(松葉牡丹)
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日本名 マツバボタン(松葉牡丹)
肉質の葉が松葉、花が牡丹に似ていることからつけられたという分かりやすい由来。
科/属 スベリヒユ科ポルチュラカ属
学名 Portulaca glandiflora
開花時期 6月から9月
特徴など  ブラジル原産の暑さに強く乾燥を好む一年草で幕末の弘化年間(1844〜1847)あるいは文久年間(1861〜1864)に渡来したといわれています。
 草丈は10センチから大きくても20センチぐらいで、直径3センチ前後の5弁花を咲かせます。なお、花は日差しのある日中だけ開くので曇の日には開かないという性質があり、こぼれた小さな種からでも繁殖するという姿からは想像できない頑健さがあります。
別名
俗名
方言
 日差しが遠ざかるとさっさと花を閉じることから「天気草」「日照草」。また、つめで茎を切り取って土に挿ても直ぐに発根することから「爪切草」とも。
 さらに、一度植えると小さな黒い種子から毎年花が咲くので、「ほろびん草」ともいうように極めて強靭な性質です。


( 2005/06/21 撮影 薄曇 )
■埼玉県本庄市牧西付近の市道脇の畑にて


観察の記録

( 2005/08/01 )
懐かしのマツバボタン
 この日は例によって本庄市牧西の殆ど無名の中世城館を訪ね歩いていたのですが、すでに道路となってしまったかつての堀跡よりも、初夏の季節の花々が咲き乱れている風景に関心が移ってしまい完全に目的が逆転していたような状態となりました。
 日差しが少ないと開花しない性質を持つマツバボタンですが、この日は梅雨の晴れ間ということもあり時々強い日差しが薄曇の空から洩れてくるという按配でしたので写真のようにしっかりと開花していました。
 もう40年以上も前になりますが、子どもの頃に自宅の15坪ほどの小さな庭の一角に20本ほどのマツバボタンを植えて花が咲くのを楽しみにしていたことがありました。繁殖力そのものはは大変旺盛なのですが、地中の根の部分はモヤシに毛の生えたようなもののため、よく俗称「ネッキリムシ」という害虫に根元から切断されていたことを思い出しました。あのころは他にはヒャクニチソウ、マリーゴールド、ヤグルマギク、ヒマワリなども植えていたように記憶しています。


マツバボタン


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