( 2005/08/01 )
■懐かしのマツバボタン
この日は例によって本庄市牧西の殆ど無名の中世城館を訪ね歩いていたのですが、すでに道路となってしまったかつての堀跡よりも、初夏の季節の花々が咲き乱れている風景に関心が移ってしまい完全に目的が逆転していたような状態となりました。
日差しが少ないと開花しない性質を持つマツバボタンですが、この日は梅雨の晴れ間ということもあり時々強い日差しが薄曇の空から洩れてくるという按配でしたので写真のようにしっかりと開花していました。
もう40年以上も前になりますが、子どもの頃に自宅の15坪ほどの小さな庭の一角に20本ほどのマツバボタンを植えて花が咲くのを楽しみにしていたことがありました。繁殖力そのものはは大変旺盛なのですが、地中の根の部分はモヤシに毛の生えたようなもののため、よく俗称「ネッキリムシ」という害虫に根元から切断されていたことを思い出しました。あのころは他にはヒャクニチソウ、マリーゴールド、ヤグルマギク、ヒマワリなども植えていたように記憶しています。
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