( 2006/04/01 )
■コブシの花が咲かない年もあるようで
仕事柄コブシの開花動向は毎年気にしていますが、昨年の4月の始めころには概ね満開となり、訪れる人々の目を大いに楽しませてくれていました。しかし、今年に限っては古民家の庭先のみならず公園のコブシも殆ど花蕾がつかず、「こぶしの里」のネーミングが恥ずかしい状況となってしまいました。
従って今回のコブシのページの作成に当たっては、なんと1年前の画像を活用することとなってしまった次第です。1月から2月にかけての大寒波の襲来や3月に入っての連日の強風など幾つかの原因が考えられます。けれども近所の民家のコブシは例年通りに見事な花を咲かせていましたので、あながち天候のせいだけではないようです。
( 2007/12/09 )
■今年のコブシは例年になく満開
2007年は暖冬のせいで例年よりも2週間以上も早く開花しました。しかし花の見ごろは予想していたよりも長期間にわたり、結局はお彼岸過ぎまで咲いてくれました。春先の強風の影響が殆んどなかったことも花期が長い理由であったと考えられます。
それにしても、春先の話題を今頃更新するという怠惰な管理人なのでありました。 ( 2010/03/29 )
■春の嵐にもめげず
2010年は例年に比べて遥かに蕾の数も少なかったのですが、例年よりは幾分早めの3月中旬頃には開花しました。ところが3月20日に発生した強風のために隣のハクモクレンの方は甚大な被害を受けて見事な大ぶりの花弁は四散し、後には茶色がかった無残な姿を曝す羽目に陥りました。
一方この辛夷は花数こそ少なかったものの、大半は春の嵐を乗り越えてその後は順調に開花し春の訪れを告げていました。
なお、この辛夷とハクモクレンの開花状況観察も満6年でピリオドを打つこととなりましたので、何処かで別の標準木を探さなくては...
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