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山形県寒河江市の城館索引へ戻る  白岩上楯山白岩上楯山
1歴史・伝承   2残存遺構   3訪城記録・記念撮影   4アルバム  5交通案内   6参考・引用資料  7更新記録
関連ページへのリンク  2009/05/12のブログ 寒河江城
所在地
 山形県寒河江市白岩
歴史、人物、伝承

白岩城館群のひとつ
 「山形県中世城館遺跡調査報告書」等によれば、稲荷山城を中核とした数か所ほどの城館遺構から構成される戦国期の白岩城館群のひとつとされている。
 寒河江川沿岸を俯瞰し南麓を庄内に続く六十里街道が通過する要衝で、溝延茂信の子政廣を初代とする大江氏一族白岩氏の拠点であったという。「安中坊系図」によると、政廣−明代−廣茂−満教−満廣−宗廣−廣隆と続くというが、「日本城郭体系」などのように満廣を初代とする見方もある。(「寒河江市史 上巻」などより)

確認可能な遺構
 小口、郭、腰郭、帯郭、空堀ほか(→ただし未確認)
文化財指定
 なし
訪城年月日
 2009年5月12日 13時10分から13時15分
訪城の記録 記念撮影

 備忘録 ( 2010/09/17 記述 )
 東隣の八幡楯の方については実際に訪れていますが、こちらの方は事前情報および資料の不足等のため全く踏査を行っておりません。画像を撮影した時点では何となく気になる地形のひとつとして把握しておいたのですが、この日の夕刻に市立図書館で調べ物を行い初めて中世城館跡であったことを知ったような次第でありました。このような訳で、あくまでも備忘録のような頁であります(苦笑)
 標高210.3mほどの低山ですが、仮に踏査するとすれば残雪と新緑の芽吹きの影響の受けにくい3月末頃から4月初旬頃が相応しそうです。遠方故に果たして何時の事になるのか全く見当もつきませんが、城館群としての捉え方が全く出来ていないこともあり、次回遠征以降の大きな課題のひとつとなってしまいました。

白岩上楯山 ⇒ 画像クリックで拡大します
白岩上楯山遠望
( 2009/05/12 撮影 )
交通案内

いつもガイド の案内図です いつもガイドの案内図

凸参考・引用資料
太字の資料は特に関連が深いもの、あるいは詳しい記述のあるもの)

城郭関係
「日本城郭体系 3」(1981/新人物往来社)
「日本城郭全集 2」(大類 伸 監修/1967/人物往来社)
「中世出羽の領主と城館」(伊藤 清郎ほか著/2002/高志書院)
「出羽諸城の研究」(沼舘 愛三 著/1980/伊古書院)
「山形県中世城館遺跡調査報告書」(1996/山形県教育委員会)

歴史・郷土史関係
「山形県の歴史」(1998/山川出版社)
「角川地名大辞典県6」(1981/角川書店)
「史料解読 奥羽南北朝史」(大友幸男 著/1996/三一書房)
「寒河江市史 上巻」(1994/寒河江市)

史料、地誌、軍記物
「奥羽永慶軍記」(2005/無明舎出版)





・2010/09/17 HPアップ
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