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千葉県八千代市の城館索引へ戻る  尾崎城 尾崎城 尾崎城
1歴史・伝承 2残存遺構 3訪城記録・記念撮影 4アルバム 5交通案内 6参考・引用資料 7更新記録
関連ページへのリンク  2009/03/21のブログ
所在地
 千葉県八千代市吉橋字尾崎
歴史、人物、伝承

神保氏の館址か
 「千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書1」(1995/千葉県教育委員会)では「尾崎城」で、「日本城郭体系」「八千代市中世城館址調査報告書」(1976)では「尾崎館」と呼称しています。
 当該遺構規模について、「日本城郭体系」では500m×500mと広範囲に捉えその関連地名として「おやしき」「根橋」「堀込」「勝坂」をあげ、「おやしき」と呼ばれる平地林内に2本の土塁の存在を記し、一方前記の「調査報告書1」では、150m×100mの方形館として捉え郭、土塁の存在を記しています。
 しかし現状では最新の「八千代市の歴史通史編上」(2008/八千代市)でも述べられているように、後世の地形改変などにより土塁、郭、堀跡等の遺構の存在についてはかなり曖昧な状況であり、必ずしも明確な城館遺構の存在を留めているとは言い難い現状といえます。また同書では吉橋郷を支配したとされる臼井衆神保氏等の館跡である可能性を示唆しています。

確認可能な遺構
 土塁、堀跡?
文化財指定
 なし
訪城年月日
 2009年3月21日 13時00分から13時35分
訪城の記録 記念撮影

 沈む郭跡?
  西北の台地上に所在する吉橋城と一体と見る見解が有力な模様ですが、川を隔てていることを考慮した場合には、仮に年代としての同一性があったとしても機能としての同一性については疑問の余地があるようにも思われます。
 一般には方形館であったことが想定できますが、かつて鯉などの養殖池に転用されたという現状の地形からは城館としての面影はやや希薄なものが感じられ、全体としての縄張りも把握しづらく、消化不良のまま次の目的地へと移動するこことなりました。
 なお北側土塁の堀跡状地形への張出し部分は、内部を観察するには絶好のロケーションですが、廃棄された野菜などのために極めて地盤軟弱で、 まさしく要注意であります。因みに管理人(当時の体重約90Kg)は20cmほど沈下する羽目に陥りました。従って堀跡状の部分に直接降りることは避けた方が賢明なのでありましょう。

( 2010/03/29 記述 )
北西方向から眺めた尾崎城の平地林 ⇒ 画像クリックで拡大します
尾崎城の全景 画像 -A-
( 2009/03/21 撮影 )


(注1) 「矢印と番号」は、およその撮影地点と方向を示しますがあくまでも大雑把なものに過ぎません。
(注2)加えて、この「概念図」は現地での印象による極めて曖昧なものです。

尾崎城概念図 ⇒ 画像クリックで拡大します
訪城アルバム
尾崎城南東側の土塁状地形 ⇒ 画像クリックで拡大します
春日神社の高台 ⇒ 画像クリックで拡大します
凸1 南東側の土塁状地形
 南東辺の畑との境界には、一応肉眼では土塁状の高まりが確認できますが、デジカメではこのような画像となってしまうのでありました。
⇒竹林が叢生するため些か見分けにくい南東部の土塁の先端部分(1-1)
⇒城館との関連があるのかどうかは不明な「土橋」と名付けられた橋(1-2)
⇒自然地形なのかどうかという議論の余地もありそうな北辺の切岸状地形(1-3)
 
凸2 春日神社の高台
 約1.5mほどの基壇を有する祠ですが、祠の建立に伴うものにしては幾分大きめな印象もあります。とはいうものの、縄張りの全容が掴めないこともあり、直ちに「櫓台」と判断するには多分に無理があるように思われます。
盛り土された基壇上の春日神社の祠(2-1)
⇒微高地に所在していることを示している南西辺の上り坂(2-2)
 
交通案内

いつもガイド の案内図です いつもガイドの案内図

凸参考・引用資料
太字の資料は特に関連が深いもの、あるいは詳しい記述のあるもの)

■城郭関係
「日本城郭体系 6」(1981/新人物往来社)
「関東地方の中世城館1埼玉・千葉」(2000/東洋書林)
⇒「千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書1」(1995/千葉県教育委員会)の復刻版

■郷土史・歴史関係
「角川地名大辞典県12」(1984/角川書店)
「八千代市の歴史通史編上」(2008/八千代市)
「戦国房総人名辞典」(2009/千野原靖方 著/崙書房)
⇒神保氏に関する記事が略述されている。
■史料


■その他


・2010/03/29 HPアップ
・2019/06/24 画像ズレ補正
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