凸　幕末陣屋も１城館　（　2010/06/12　記述　）
　数合わせのために用意をしておいた城館跡。然も調べ物のために予め立寄ることを予定しておいた流山市立図書館・市立博物館の敷地そのものが、陣屋址の一部を構成するという恰好の立地条件。
　尤も遺構の類等は皆無に等しい状況らしく、あえて関連性のあるものといえばその台地状地形と共に、後に明治初期の県庁が置かれたことを顕彰する石碑（⇒御影石の鏡面反射により判読し辛い記念碑裏の碑文、石碑の表側正面）とこれに伴う案内板のみの模様でありました。
　無論のこと、同市立図書館において関連資料の複写作業を閉館時間に間に合わせるべく猛スピードで実施。流山市周辺の一部地域を除いて丁寧に配架整理されていない事情などを除けば、自治体史関係を始めとして非常に豊富で郷土史コーナーは概ね充実していたことがことのほか嬉しく。
　さて１年を超える歳月というものは記憶を遥か彼方に追いやるものらしく、それらの複写した資料群が肝心のＨＰ更新に際して皆目行方不明という忌々しき事態に直面すること２か月余りが経過。その後ようやく探し当てたところ、流山市関係のものが後から後からこれでもかとばかりに出るわ出るわ．．．これらの資料に一通り目を通すだけで早くも気が萎え始め．．．と贅沢な悩みが出現。