2005/02の日記

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アクセスありがとうございます。　最初はホームページづくりの日記のようなもので始めたのですが。　時々ネコも出てきます。　もちろん、城跡めぐりも出てきます。　早い話、身辺雑記のようなものです．．．．はい。　

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・2005年02月28日　　　　机上の立体化

　どうにも部屋が狭いもので、これを機に机の上を立体化しました。近所のホームセンターで以前から目を付けていた組み立て式の棚の上に二段のカラーボックスを搭載して完成です。パチパチパチ(^^)
　というとすごく簡単に出来上がったように思えますが、買い物に１時間少々、組み立てに１時間少々の合計にして２時間以上かかっています。目が悪くなっているもの説明書や細かい部品が見えない．．．．１ｍ以上はなれたところに部品を置くとこれも見えない．．．．(^^;
　部屋が狭いので１回の別の場所で組み立てて、２階に運び上げるときに細かい部品が落下して、それを探すのにまた１時間．．．．。そうした苦労の成果が下の写真です。運び上げてから気がついたのですが壁のエアコンの存在を全く失念していました。結果的には５０ミリの余裕があり、めでたし、めでたし。
　これで本の横積みも解消し、作業環境も著しく改善されＨＰの更新も捗る予定なのですけど．．．．．机上の空論にならないといいのですが(^^;

　カラーボックスの上段は現在借りている本、下段は自分の本。これ以外に６００冊ほど収容できるはずの、天井まで届く本棚を発注中。
　１階の別の場所にも専用書庫があるのですが、ガラクタの物置状態と化しているため整理しなくては．．．．こうして横から見ると実にカーテンがみっともない(^^;

・2005年02月26日　　　　台の城山と中山屋敷

　堂山城と昭和四十年代に消滅したといわれる台の城山との位置関係を確認するため再度朝霞市方面へ。一昨日の降雪がなく、足のふくらはぎの痙攣がなければ比企郡方面の山城を探索する予定でしたが、大事をとってなどといいながらまた手近なところでお茶を濁す．．．．(^^;
　資料などによれば消滅した台の城山は、南側の堂山城といわれる台地の北側の谷津を挟んだ位置に別の北側の台地から南へ張り出したほぼ独立した地形の台地だったそうです。うーむ、われながらややこしい表現です。北側の台地からはかなりの急坂でかつて台の城山があったとされる住宅地と繋がっています。台地ごと土取をしたそうで、今となっては外形的にはその場所に台地そのものが存在したというようなことさえ窺い知ることができません。城山集会所と台地があったとされる場所を再確認して、溝沼の中山屋敷へ。
　こちらも、最初から消滅していることが判明している所で、しかも推定地ということです。黒目側沿のこの場所は、以前は微高地であったとの口承があるそうですが、現在は畑と住宅地になっています。中山氏は天正十八年の八王子城の攻防で討ち死にを遂げた後北条氏家臣中山勘解由家範の子孫で、その武名から大身の旗本を始めとして、水戸家の家老さらに小大名まで上りつめたものもいるというもう一族だそうです。既に夕暮れ時になり、すぐ近くを黒目川がゆったりと北へと流れ鴨が二羽ほど高層ビルが川面に写る場所で餌をついばんでいました。

・2005年02月24日　　　　薬師堂山

　朝霞市の郷土史に関する資料を読んでいたら、新河岸川沿いの宮戸地区の北のはずれ辺りに薬師堂山と呼ばれる中世城館らしき遺構があるとの記述があり、堂山城とあわせて訪城。とはいえ、時間休をとっての探索なので自宅の部屋の片付けもしなくてはいけないため日没まであまり時間がないと思っていました。しかし予想外に川越街道が空いていて三十分もかからずに現地に到着したので、前回夕暮れ時のため画像がはっきりしなかった堂山城関係を撮りなおし、地図とにらめっこをしながら宮戸の薬師堂山へと向かいました。
　現地に行ってみれば、思ったよりも分かりやすい場所にあり、古い資料にあった堀切は当然消滅していたものの新河岸川沿いの崖線はゴミなども少なく綺麗に管理されていて、中世城館がかつて存在しても不思議はないような情景を浮かび上がらせていました。もっともしつこい性質なので、堀切の痕跡を求めてかなりうろうろしましたが(^^;　対岸の北側の河川敷では堤防の工事が行われているためにかなり雑然とした光景でしたが、こちら側は既に整備済みのためか落ち着いたたたずまいを感じさせてくれます。台地の中腹には散策路のような小道もあったりして、これは予定外の成果ということで満足を(^^)

・2005年02月23日　　　　資料の閲覧

　どうしても調べておきたい資料があり、朝霞市の図書館のＨＰを確認したらなんと一週間の館内整理の休館との情報が。さて弱った．．．．．年齢のせいか記憶力が減退し物忘れが激しくなってきたので、早めに何とかしないと忘れてしまう。しかし、よく調べてみると北朝霞の公民館の図書室にもその資料が置かれていることが分かり、あらかじめ電話を入れてから閲覧に出向き必要個所のコピーを確保して無無事目的を達成。
　資料をご紹介いただいた朝霞市の文化財の担当の方と、便宜を図っていただいた北朝霞の公民館の方には大変お世話になりました(^^)

・2005年02月21日　　　　朝霞市の無名の城館跡４ヶ所

(プロローグ)
　昨日というか今日遅くまで更新作業に従事していたので、こうなることを予想してあらかじめ早く目が覚めた場合と、寝過ごした場合の二通りの訪城計画を用意していました。結果はこれも予想通り寝過ごしました(^^;　というように相変わらず怠惰な城跡めぐりにふさわしい朝霞市周辺という手近な地域の攻略となった次第です。
　したがって自宅を外出した時間はすでに午後１時３０分を大きく回っていました。しかし、この時期だんだんと日没時間が遅くなっているので、晴れていれば５時過ぎ位まではデジカメの撮影が可能であることは柏原城の時に体験済みです。さて、国道２５４線の上り方面もさほどの混雑がなく、やはり近いということは大変便利で３０分足らずで第一番目の目標に到達してしまいました。うむ、順調、順調。。。。。(^^)

■洞山館
　「堂山」とも書くらしいのですが、今回はやたらと似通った名称が多いので「洞山」（どうやま）で統一を。今回の場合遺構らしいものは殆どないことは、予定に織り込み済みでしたが、本当に何もないという感じで。。。。。僅かに市立朝霞一中の南側に本来の崖線の一部のようなものが残っていますが、資料では朝霞市幸町２丁目となっているのでこれは遺構の位置としては少し北側にずれているような感じがします。資料を虫眼鏡でよく見ると、あくまでも西側の崖線の下から見て右側のひな壇状の宅地造成地のあたりのようです。
　「埼玉の中世城館跡」などの現地調査が行われたのはもう20年も以前の話ですので、当時ならばいざ知らず現時点で何らかの遺構があればそれはかなり珍しい事例なのかもしれません。あとで確認してみたところ、更にもう少し南の浄水場のあたりということでしたが、いずれにしても遺構は存在しないということで。ただし昭和40年代に板碑が複数出土しているらしいとのことでした。
　中世の城館跡が所在したとされる洪積台地の崖は目見当でだいたい低地との比高差10ｍ位というところでしょうか。選挙関係のポスターがずいぶんと目立つと思ったら、朝霞市は市長選挙の真っ最中で、このあとで、両陣営の候補者と別々に遭遇してしまった(^^;

■広沢堂山
　場所は広沢の観音堂のあるあたりの南側の台地で朝霞八小学校の北側付近のようです。西側は戦前は陸軍の施設があり、戦後暫くは米軍の基地があったため、小学校の建設以前に区画形質が変更されているらしく現在に至っているとのことで、古代から中世にかけての荘園「広沢荘」の伝承のみ遺されているという状況でした。僅かに観音堂のあるあたりは田周辺が宅地に囲まれているものの、いかにも歴史的なたたずまいを感じさせる光景が残されています。しかし、市の文化財に指定されている名勝広沢の池も、崖線からの湧水はあるようですが全体として水質が落ちてきているのでしょうか、深さ不詳の黒々とした水を湛えていました。

■浜崎陣屋
　ハケの山古墳のある新河岸川に面した武蔵野線沿いの洪積台地上にあるらしいのですが、こちらも古墳以外の遺構はなく広々とした丘陵地帯が目の前に広がっていました。江戸時代を通じて徳川の旗本の深津氏の領地であったらしいのですが、残念ながら旗本の陣屋が置かれたとの記録の類はないそうです。しかし、小名として「ジンヤ」という地名が遺されていることから「浜崎陣屋」と呼称される場合があるとのことのようです。後北条氏の時代の出城が陣屋として伝承されたと見ることもできるような気がしますが、いずれにしても推測の域を出ません。

■堂山城/エピローグ
　「堂山」という地名の場所自体は舌状台地の手前の部分らしく、台地の先端の方は「城山」という地名が伝承されていたということのようです。もっとも朝霞市で城山といえば「岡の城山」の方が有名であり、こちらの方は区別するために「台の城山」と呼ばれていたとのことです。ただし「台の城山」自体は昭和４０年代の宅地開発により土砂が採掘されて消失しているとのことです。そのことはさておき、「朝霞市史」に記述されている「南北朝正平期の板碑」というのは一体どこに行ったのかと、後日市の教育委員会に確認してみたところ、宅地化に伴い土地の所有者の方が別途保管されているということでした。よかった、よかった。こちらも中世城館としての記録文献の類は残されていないようですが、東に伸びる台地の北側に残されている比高15メートル以上の崖線や勾配のきつさを目の当たりにすると、やはり武蔵国守護代の大石氏または後北条氏の時代の出城を連想せずに入られない、そんな舌状洪積台地の見事な地形が広がっていました。

　住宅地の路地を歩いていたら見つけた、顔は起きているが体は寝たままの昼寝中のネコ。
　起こして済まぬが記念撮影を一枚。。。。。物干し台の影で顔の一部が余計に黒くなってしまった(^^;

・2005年2月18日　　　アクセス7000件

　２月８日にアクセス6000件を超えてから順調に件数が増え始めてきたようで１０日後の今日、7000件に到達しました。頁表示回数の単純集計ではない数値なので重みを感じます。
　最近簡易型のアクセス解析を導入してみたのですが、見ず知らずの方がわざわざ掲示板で宣伝してくれたり、思いのほかリピーターの方がいらしたりして、確かに更新の励みにもなればサイト作りの参考にもなりそうです。

・2005年2月15日　　　申し込み殺到

　仕事関係の話ですが韓流ブームは別格として、やはり和風ブームも根強く継続しているようです。「蕎麦打ち体験教室」の募集を行った所、行政側の広報が配布される以前に、あっという間に定員に達してしまい、その対策に午前中は四苦八苦を(^^;。　某新聞社系の新聞折込タウン誌、某新聞社系の配布情報誌の関係だけですでに満員札止めで、このあと地域タウン誌、行政広報その1、その２と続く予定でしたが、連絡を取り記事の差し替えを依頼し何とか間一髪セーフとなりました(^^)
　足のふくらはぎの痙攣の後遺症は未だ完治せず、右足の方はほぼ全快したようなのですが、痙攣のひどかった左足の方は未だにシップとサポーターのお世話になっています。痙攣の原因はたぶん太りすぎによる足への負担が蓄積したものと思われます。現在通常の体重よりもまだ６キロほど多い状態です。なんとかもう少し減量をしようとは思うのですが、運動により足に負担をかけ過ぎるとまた危ないし、このままでは心臓にも悪いし。学生時代と比べて単純計算で体重が５０％増加している訳で、改めてその数値を実感しています。ウエストなんか７０センチぐらいだったのに。今では太もものサイズとさほど変わらなくなってしまった。。。。

・2005年2月11日　　　　柏原城、義貞砦、入間川御殿

　（プロローグ）
　さて今回も手近でマイナーな城跡を目指して元気に出発と行きたいところだったのですが、前日の早朝に突然両足のふくらはぎの痙攣を起してしまい10時間以上も殆ど身動きができませんでした。数日前から妙に足首が重たいような予兆はあったのですが。単に足の筋肉を攣って痛みがあるというレベルではなく、二時間ほど痛みのため酸欠になって気分も悪くなりひたすら唸っていました。半世紀以上生きてますがこれほど酷い痙攣は初めてで本当に冷や汗をかきました。このため昨日の夜の時点では、まだ左足のかかとを下ろすことはできませんでした。そんなことがあったので、できるだけ足に負担のかかる山城は避けて、まだクラッチを踏み込むのもやや辛いものもあり、できるだけ近くを選択したという事情があります。もちろんシップを貼ってサポーターもつけた上で(^^;
　

■柏原城
　所沢方面よりも多少は土地勘もあり、大体の所在地は把握していたので気楽な往路です。目が悪くなってきたので地理不案内の場所に行くのはそれはもう大変なことなので。さて、八瀬大橋を渡り、入間川沿い走る県道260号線を南西方向に進んでいくと「城ノ越」という城跡の所在を示唆する地名のある場所を過ぎ、もうそろそろ入間川の右岸に城跡の木立が見えるはずだなどど思っているうちに、明らかにそれとわかるこんもりとした林が畑の奥のほうに見つかりました。もう一本入間川に近いニュータウンの住宅のほうからアプローチすることもできますが、駐車場所の関係で迷惑にならないのは自分が駐車した高台の畑の中の農道のほうだと思います。ちょうど城跡のある場所のところは３台ぐらいは駐車しても大丈夫な空間もあります。だいいち高台の畑のほうは車自体も殆ど通行しませんし近所に人家も殆どありません。しかし、高台から一歩下に降りれば西武系のデベロッパーが開発したニュータウンの住宅が広がっています。柏原城はこうした入間川沿いの洪積台地の先端に位置して対岸に睨みを利かしています。また、旧鎌倉街道の上道の近くを並行して走る枝道がすぐ南西側を通過しているとのことです。
　さて、城跡は大きく分けて北西の畑側から見て左から本郭、二の郭、三の郭と入間川摩の洪積台地の崖線に沿って連郭形式に並んでいます。ただし三の郭は見た限りでは土塁も残されていないために、郭であるとは判断しにくい状態となっています。しかし乏しい経験上から何となく三の郭のような感じがしたのですが、そのとき所持していた資料には掲載されていなかったために見過ごしてしまいました。この日の帰途に狭山市の図書館に立ち寄り資料を閲覧してその事実がわかったので、再度翌日の夕方写真の撮影に出向くこととなりました。素人の感も馬鹿にはできないものだと少しだけ自分自身に感心を(^^)
　二の郭のほうも土塁状のものが残されているのは稲荷社の洞のある辺りだけで、三の郭との間の空堀もだいぶ埋まってしまっているように見えます。本郭と二の郭の間の南に下る通路は竪堀であったと想定されています。確かに通路から見上げる両側の郭はなかなか見ごたえがあります。また、この通路を登っていくと正面に本郭から南東側に張り出した土塁があり、この竪堀を登ってきた寄せ手は同時に三方からの攻撃を受ける構造となっているようです。
　本郭への小口は先ほどのところから右に曲がり坂小口状となっています。小口自体は喰い違いとはなっていないものの、ここでも竪堀の場合と同様に三方からの攻撃を受けることとなります。本郭はの広さは「市史」によると約600㎡ほど広さであり入間川沿いの部分を除いて高さ３メートル前後ぐらいの土塁がしっかりと残されています。なお、「市史」では本郭全体を土塁がめぐっていた可能性や、南端部分には小さな張り出し部分があることから物見櫓などの存在を示唆しています。確かにこの場所からは現在でも木の枝の間から対岸の旧入間宿の方面がよく見通すことができます。主郭の土塁と空堀は小規模な出枡形、前述の小口部分の張り出し、屏風折状の形状などの特徴から後北条氏時代の出城のとしての特徴を残しているようです。空堀の規模についても外側で土塁の高さを含めれば4ｍ近いところもあり予想以上に大きく、これでゴミが捨てられていなければ言うことはないのですが(^^;　ついでに捨てたというよりも、わざわざ捨てに来たというような粗大ゴミが目立ちました。

■義貞砦
　柏原城の南西500ｍほどの地点で新田義貞の陣城のような遺構があった場所らしいのですが、ぐるっと一周ほど歩き回りましたが当然これといった成果もなく、農道の脇の享保の時期の庚申塔と判読できない石碑・板碑の一部各一点ずつを写真に収めただけで訪城を終了しました。この場所も柏原城と同様に入間川の右岸の台地上にあり旧入間宿方面は目前にに位置していますので野戦の地形としては最適なのかもしれません。

■入間川御所
　足利尊氏の第四子、鎌倉公方足利基氏が少年時代から九年もの間、居館とした入間川御所の所在地についての候補地は概ね四ヶ所あるとのことです。「市史」ではそのなかで、「根曲輪」「三の輪」「柵の内」などの城郭に関する地名の残ることなどから、市内の市立図書館（旧市役所）隣の徳林寺を半ば断定しています。また、そのほかの候補地についても関係する出城などがおかれた可能性を示唆しています。そういうわけで、一応徳林寺とその南西にある八幡神社さらに市立図書館によって入間川の対岸を望むと確かによく見渡すことができました。天気がよければ鎌倉街道を進む南朝方の軍勢さえも肉眼で捉えることは可能だったと思われます。

(エピローグ)
　このあと市立図書館に寄って、必要な資料を閲覧、複写して自宅への帰途についたのですが、新しい道路がいつの間にか完成していたために、曲がるべき場所を間違えて結局行きに通った狭山・川越の工業団地を抜けていく羽目に(^^;　自宅に戻り資料の整理を始めてから気がついたのですが、近くの図書館には狭山市史関係のものが置いていないのです。一応コピーする枚数があまりにも多いので、多分他所にはないだろうと思われる小冊子などの郷土史関係のものだけをコピーしてきたのですが、近くの図書館にはなぜか狭山市史の中世の関係だけが抜けているのです。そういう事情もあり仕方なしに翌日の夕方柏原城の三の郭の写真撮影も兼ねて狭山市立図書館に行って102枚ものコピーをとって来ました。
　夕暮れ時の城跡の雰囲気は静寂そのもので、何か物の怪でも出てきてもよさそうな感触で、加えて二の郭にある稲荷社の赤い幟が妙に毒々しく感じられて一種異様な光景ではありました(^^;　

・2005年2月10日　　　普段の作業環境はこんな感じ......

　いつもＨＰ関係の作業をしている場所は畳に換算すると４枚分しかありません。元来が納戸だった所で、格好よく言えばウォークインクローゼットみたいな場所です。16年ほど前に家を建て替え最初は自分の部屋があったのですが、子どもに譲り渡していく内に次第に環境が悪化し、現在のこの場所になってしまったというわけです(^^;
　椅子はホームセンターの特売品で6800円です。狭いですが朝日は当たるし、一応エアコンもあるので始めは観葉植物の温室代わりにしていたのですが、植物に良い環境ならば人間にも良いだろうということでＨＰの更新をしたり、資料を見たりして平均毎日３時間位は立てこもっています。
　パソコンデスクの回りも何時も片付けようとは思うのですが、動かしたら最後絶対に見つからなくなる自信があるので現状維持のままです。せめてプリンターだけでも台の上に載せると資料を置く場所が確保できるので、明日あたり近くのホームセンターを物色してこようかと写真を撮影しながら思いつきました。
　右のタックメモは山口城の土塁が残されているショッピングセンターの89円コーナーにあったもの。しいて言えば「山口城みやげ」。その下の地図は昭文社の「でか字」の埼玉便利情報地図で、これを購入したときにこれほどお世話になるとは思いもよらなかった優れもの。とにかく字が大きいのが嬉しい。

殆どコックピット状態に

必需品のタックメモ

大事な「でか字」マップ

・2005年2月8日　　　アクセス6,000件を超えました

　昨日、お蔭様でトップ頁関係のアクセスがとうとう6,000件を超えていました。いつもどおりに自分でキリ番を踏もうとしたのですが、日記を書いているうちに超えてしまいました(^^;　アクセス件数の中には当然自分の分も入っていますが、多勢の方のアクセスがなければ到達することのなかった数値です。1周年記念の7月20日までになんとか、1万件まで到達できれば良いのですが微妙な所です。
　閑話休題。
　実は昨日「右クリックで画像をファイルに保存できなくなり」相当慌てました。バナー関係は大丈夫なのですが、素材やさんの画像のダウンロードが殆どできない状態で、アクセス件数どころの騒ぎではなかったというのが真相です。それこそ、対処方法が見つからなければＯＳを再インストールしようかと思ったぐらいで、早まらなくて本当に良かったと思いました。以前「Win98の時代」には５回ほど再インストールした記憶があります。
　こんなとき役に立つのは、やはりネット上の情報で「ＯＫＷｅｂ」のＱ＆Ａに全く自分の場合と同じトラブルが掲載されていました。その回答の指示通りに「インターネットの一時ファイルを削除」したら、全く嘘のように回復したという次第です(^^)　どうやら、一時ファイルが少し壊れていると発生する現象のようです。思わずお気に入りに登録してしまいましたが、そうそう発生することもないでしょうし、たぶん次の時には対処方法を完全に忘れているかもしれません(^^;。

・2005年2月7日　　　だいぶ力が強くなってきた

　娘の猫を風呂に入れたのですが、このところだいぶ力が強くなってきたようでしっかり抑えていないと、脱走されてしまいそうになりました。風呂場に連れて行っただけでもう悲しそうな声になって．．．．(^^;
　以前ならば前足を両手の人差し指と中指で軽く挟んで抑えるだけで行水をさせることができたのですが、今はそれと合わせて体ごと抱えて抑えていないと逃げ出されます。前回は結構ひどい目にあったものでこちらも学習しました。(^^)
　しかし、抑えられていると余計に恐怖なのか、ぶるぶると震えている振動が伝わってきます。ものの３分もかからない間ですが入浴させている間は長く感じられます。最も一番長く感じていたのはポミ自身かもしれませんが。
　さて、入浴後はいつものようにさっぱりとして気持ち良さそうに前足などをペロペロとなめて大人しくしていました。それにしても風呂上りの状態は、右の写真のように何時見てもかなり情けない格好になります。10日ほど前に首につけられた鈴がなじんできたようで余り嫌がらなくなったようです。

よく撮れたほう

体に比べ顔が小さい

風呂上りのポミ

・2005年2月5日　　　　北秋津城、山口城そして根古谷城

　（プロローグ）
　今回は所沢方面を集中的に訪城することにして、最低目標２か所、できれば３ヶ所という目標を掲げて出発。しかし、いきなり北秋津城のかなり手前の小金井街道が軽く１キロほど渋滞し、このため現地に到着したのは道のり僅か14kmの所を１時間費やす結果に(^^;
　この方面は地理不案内なのと、幹線道路が所沢市内を中心に放射状に伸びているため市内を迂回し辛いこともあり、正直なところ意識的に後回しとしていました。でも「滝の城」も訪城したことだし、いずれは訪城しなくてはというかなり消極的動機が災いしたのかもしれません。

■北秋津城
　２、３日前から地図で所在地の確認だけは怠っていなかったので柳瀬川に下る坂の途中の小高い落葉樹の塊がすぐに目に入り、間違いなくここだと確信しました。しかし、予想通りまず車を止める場所が見つからず、この県道４号線の旧所沢街道に止めるわけにもいかないですし、大型店舗の駐車場はかなり遠いし、ということで仕方なく幅員が６m位ある路地の端に駐車し小走りで訪城。
　しかし周辺をぐるっと一周してみたものの、人の入っていけるような道がありません。市内の旧家の方の裏山というか崖の所に所在しているのですが、北側は中層の集合住宅、西側はそれよりもやや小型の集合住宅、東側は建売住宅、そして南側は手前が月極めの貸駐車場駐車場となっている市内の旧家２軒で囲まれていました。
　北側の集合住宅の駐車場側からはいくらか見えるのですが、ちょっとかなり怪しい人になりそうで結局県道沿いから眺めて諦めることに。それでも県道沿いの崖を切り開いた跡のある小さな空き地のような駐車場の奥から、ほんの僅か二重土塁の西側部分の様子を確認することが叶いました(^^)

■山口城
　北秋津城を後にして次の予定は山口城だったのですが途中２回ほど道を間違えて久米川辻の交差点付近をぐるぐると２周してしまいました。このあたりは東京の東村山市と埼玉の所沢市との境で、八国山の丘陵もあったりして道路が半端でなく曲がりくねっていますので、などと言い訳を(^^;
　そのあと何とか無事に西部園の競輪場の近くまで来て、今度もまた間違えて都営住宅の団地の中に迷い込みました。道路は工事しているし、丁字路に標識はないし、あっても見えないし(^^;　しかしそこからは順調に西部園の遊園地の前を通り山口城址通を北上し、西部狭山線の踏み切りの手前のところで線路沿いの２号土塁の姿が目に飛び込んできました。
　諸先輩方のサイトなどで目にしていたとはいえ、電車の線路とショッピングセンターに囲まれた遺構というのはある種の驚きと感動があります。保存運動などの動きもあって残されることとなったということですが、踏切やショッピングセンターなどの日常的風景の中に歴史的存在である中世城郭遺構の土塁が自然に溶け込んでいるというのが率直な感動の理由でしょうか。
　自分自身はいざ知らず、少なくとも日常的にここで生活をしている地元の方々にとってはすでに慣れ親しんだ見慣れた風景になりつつあるような感じがしました。半地下方式の駐車場に車を止めさせていただいたので、このショッピングセンターでこまごまとした雑貨など623円の買い物を(^^)

■根古屋城
　かなり以前にぶらっと来たときは別に城跡に関心も全くなかったのですが、殆ど自由に湖岸まで行くことができましたが、現在は周回道路の湖側は全て高さ２ｍ以上のネットフェンスで囲まれて直接遺構に対面することはできません。昭和４０年代の前半に来たときには、ダムの近くには危険防止のための簡単な柵ぐらいはありましたが実質的にほぼ自由に出入りができました。その後昭和５０年代の前半でも同じようなものだったと記憶しています。
　また当時は城跡のある北岸の道はめったに人が通るような所ではなくかなり閑散としていました。曖昧な記憶ですが湖岸まで入っていったような記憶があります。ただそれが何時のことだったか、この根古屋城跡であったかについては定かではありません。
　完全に現在のようにフェンスで囲まれるようになったのは２０年ぐらい前でしょうか。あくまでも推測ですが、東京都の水源地という性格上、水質の安全管理、水の事故防止、廃棄物の不法投棄防止、犯罪の抑止などの理由であろうと思われます。振り返ってみればそれだけ世の中が荒んできているということの傍証となるのでしょうか。

(エピローグ)
　ダムの北側の「いきものふれあいの里（水鳥の楽園）」という公園では、若い男性２人組がストリートミュージシャン風の打楽器の即興演奏をしていました。風も少しあり広々とした湖畔の公園ですので、その音は周囲に拡散して思いのほか小さな音量になっているように感じました。
　水鳥の楽園とは言うもののハシブトガラスの大軍が湖畔の一帯を占拠してかなり賑やかな声を上げ、端の方で僅かな水鳥が遠慮がちに纏まっていました。この時点で２時半を過ぎあわよくば４ヶ所、５ヶ所と用意だけはしていたのですが道路の渋滞と方向音痴のため予定通り３ヶ所の訪城となった次第です。

・2005年2月4日　　　訪城７０ヶ所達成！

　かなりの上げ底ですが、とにもかくにも70個所の訪城記録をＨＰに掲載することができました(^^)　趣味でやっているとはいえ訪城の記録をＨＰに更新していくのは、結構大変なことなのだということが最近になって分かってきました。できるだけいろいろな資料に目を通して、それを纏めながらＨＰを更新していくわけですがこれをコンスタントにこなしていくのはかなりの努力と忍耐がなければ続いていきません。
　作業の具体的手順は（1）訪城先を選定し資料を集め、これに目を通す。（約２時間）（2）訪城する道順と道路の確認、所在地の確認を行う。（約２時間）（3）訪城しメモを取りながら、うろついて写真を撮る。（５時間から６時間）（4）自宅に戻り写真の整理編集を行う。（約３時間）（5）備忘録代わりに日記を記述する。（約３時間）（6）資料に目を通しつつＨＰの編集作業を行う（１ヶ所あたり５時間）、ということでだいたい定着してきました。そこから割り出される作業可能な訪城件数はだいたい毎週２か所程度となります。
　まだ、たったの70個所ぐらいでこんなことをいっていると笑われてしまいますが、ごくたまに、「ホームページ見ましたよ」というようなメールをいただくと、ものすごく励みになります。本当にごくたまにですけど(^^;　やはり誰も見ていてくれなければ、ＨＰの更新に力も入りません。ご覧いただいている皆様に感謝しつつ、とりあえず当面の目標を100個所において少しずつ訪城していく予定です。

・2005年2月2日　　　日記のファイル更新

　今月はろくに日記をつけないうちに、日記のファイルの更新作業となってしまいました。どうしても1ヶ月に1回なのでやり方を忘れています。一応マニュアルを作成してありますので、その手順どおりに進めれば問題がないはずなのですが。どうも自分で作ったマニュアルの言い回しに？？？という状態となってしまいます。そういうわけで今度は深く反省をし、詳しいコメントと具体的な事例を挙げておいたので来月は大丈夫ではないかと(^^;
　昨日は一度掲載してあった「滝の城」の記述を一部追加訂正しました。「大石氏」「横穴墓群」「城山神社」関係の記述が不足もしくは勘違いしていた部分がありました。城郭関係とは別に並行して、新編武蔵風土記稿の実質的な編者「間宮士信」の人物像についてと、14世紀から15世紀末ごろまでの関東の争乱に対する通史的理解が不足していると痛感しているので、その辺りのことをじっくりと腰をすえて調べていきたいと思っています。<と、一応このように書いておけば多分忘れる心配がないもので(^^;/p>

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