( 2017/04/10 )
■春の淡雪
2017年3月25日につくば市で撮影したものは「筑波実験植物園」の花木、2010年3月15日に撮影したものはご近所の住宅跡の空き地に残っている庭木
、2017年4月10日に撮影したものは「国営武蔵森林公園」の花木園で撮影をしたものです。
拙宅の小さな庭にも確か2000年頃まではブルーベリーの隣に花木として30年以上は生育をし、それなりに春の訪れを感じさせる白い小花を咲かせていました。諸事情により車の駐車スペースを2台にしたところ、撤去したという記憶はないのですがいつの間にか消滅していました。その後ふたたび車は1台となりましたが、この駐車スペースの跡地にはシャガ、キボウシ、ヒメヒオウギズイセンなどの野草、雑草が蔓延る藪となっていますが、近年はこれにミズヒキ、ユウゲショウなど季節の花も少しばかり混じるようになりました。
なお、ここ4年くらいの間に名称不詳の木本が10本ほど鳥を媒介にして繁殖しています。幼木の場合は名称が分かりづらいのでそのまま放置していたところ、大きなものでは太さが3cmほどにもなってしまい、根も深くもはや簡単には撤去ができない状態にまで生育しています。これらの幼木は小鳥などが木の実を餌として食べたものが、未消化のままほど良く発芽を促される状態で糞として空中散布されたものと考えられますが、こうした木本の生命力の強さには驚かされます。なお4年前頃といえば、ちょうど近くの5000平方メートルほどの平地林が宅地開発された時期に符合しています。
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