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撮影場所 埼玉県ふじみ野市( 2005年5月4日 撮影 晴れ ) 新芽
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撮影場所 埼玉県ふじみ野市( 2008年6月14日 撮影 曇り ) 花
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撮影場所 埼玉県ふじみ野市( 2010年5月16日 撮影 曇り ) 

日本名 雪ノ下(ユキノシタ)
⇒「雪のような白い花の下に葉が見え隠れする」あるいは「冬、雪ノ下にあっても葉は枯れずに残っているから」ともいわれている。(※「野草大百科」(1992/北隆館)より引用)
科/属 ヤキノシタ科ユキノシタ属
学名 Saxifraga stolonifera
開花時期 5月から6月
特徴など 常緑で耐寒性の多年草であり、寒さには強く頑健で寒冷な山地の渓流近くの岩などにも生息でき、観賞用に住宅の庭などにも植えられているのを見かける。
初夏になると花茎を伸ばし、下方2枚が八の字形をした白色の5弁花をつけ、オリズルランなどと同じように走出枝(ランナー)で増殖していく。
直射日光の当たらないやや湿った環境を好むとされ、上記の画像のものも住宅境界脇の直射日光の当たらない日陰(以前には小さな池を配していた)に生息しているものであり、けっして日当たりのよい部分には進出してこない。
またかつては、民間療法として「疳の虫」「中耳炎」「虫さされ」の薬用植物としても利用され、葉はてんぷらするなど食用にもなる。

花言葉には「恋心」「切実な愛情」なとがある。

※参考にした図鑑類
「散歩で見かける四季の花」(2013/日本文芸社)
「散歩で見かける野の花・野草」(2013/日本文芸社)
「散歩で見かける草花・雑草図鑑」(2011/三省堂書店)
「最新版 颯爽・野草のくらしがわかる図鑑」(2014/秀和システム)
「野草・雑草の事典530種」(2014/西東社)
「四季の野の花図鑑」(2008/技術評論社)
「身近な野草・雑草」(2010/主婦の友社)
「雑草や野草がよーくわかる本」(2006/秀和システム)
「野草図鑑」(2014/ナツメ社)
「「雑草のよび名事典」(2012/世界文化社)
「散歩でよく見る花図鑑」(2015/家の光協会)
「散歩の花図鑑」(2015/新星出版社)
「だれでも花の名前がわかる本」(2015/講談社)
「くらしを彩る花の本」(2014/講談社)
「花色でひける野草・雑草観察図鑑」(2005/成美堂出版
「季節の野草・山草図鑑」(2005/日本文芸社)
「日本の野草・雑草」(2008/成美堂出版)
「山野草の名前1000がよくわかる図鑑」(2010/主婦と生活社)
「増補改訂新版 山渓ハンディ図鑑2山に咲く花」(2013/山と渓谷社)
「増補改訂新版 山渓ハンディ図鑑1鑑野に咲く花」(2013/山と渓谷社)
「野草大百科」(1992/北隆館)※別名、方言、調理法などに詳しい
「野草見分けのポイント図鑑」(2003/講談社)
別名
俗名
方言
別名を「コジソウ」「ベコノシタ」ともいうらしいが、あまり聞いたことはない。
漢名では「葉の形から」とも「虎耳草」いう。
方言名としては「カンカチグサ」「キジンソウ」「キングスミレ」「ゼニグサ」「チョウチョウバナ」「トリノシタ」「ツボクサ」「ナンキンソウ」「ヒゲジサ」「マツユキソウ」「ミンダレグサ」「ユキノクサ」「ユキワリソウ」「リボンソウ」がある(※「野草大百科」(1992/北隆館)より)。

観察の記録

( 2010/05/16 )
日陰者ですが不滅です
 このユキノシタは自宅の庭の片隅に生息しているもので、もうかれこれ半世紀以上の年月を経過しています。今の住居のある場所は都内から東京五輪の行われた1964年の3月に転居。その当時は金魚や錦鯉を飼育するために人工池などを設置したり、ナス、キュウリ、トウモロコシ、イチゴなどを栽培した4坪ほどの家庭菜園も手掛けておりました。ほかに果樹の実るものでは、ウメ、モモ、カキ、イチジクなども植樹していたような記憶があります。
 その後は2階建ての住宅が増えたことなどにより、日照と通風の条件が変わったことに加えて余り庭木の面倒をみることもなくなり、転居当時から残っている数少ない植物のひとつとなっています。1988年、2012年、2013年と住宅の建て替えや改築などを経て決して良好な生育環境ではなくなり、一時はその姿をあまり見かけるようなことが無くなりましたが、いつの間にか気づかないうちに復活を遂げていました。
 なお、このユキノシタよりもさらに先輩格の植物がひとつあり、1949年頃には都内の自宅で庭木として植えられていたヤツデ(株分けされたものですが、計算上は樹齢70年近く)があります。このヤツデは転居する際にもオート三輪に引越しの家財と共に積み込まれて移植されたものです。なお、このヤツデには東京大空襲時に焼出された自宅の庭で焼け残っていたというような都市伝説的な逸話も聞いたような記憶があるのですが、何分にもその当時のことを記憶していた実母もすでに10年近く前に亡くなっておりますので今となっては確かめようもありません。
(2017年2月28日記述)


・2017/02/28 HP作成


ユキノシタ


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