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撮影場所 埼玉県桶川市( 2006/04/26 撮影 晴れ )

日本名 ウラシマソウ(浦島草)
浦島太郎の釣りざおに見立てて名付けられたものとされています。
科/属 サトイモ科テンナンシヨウ属
学名 Arisaema thunbergii subsp. urashima  
開花時期 4月から5月の約1ヶ月ほどの短い期間
特徴など  草丈は30センチから60センチほどの山野に生育する多年草で、大きな切れ込みの入った葉と褐色の肉穂花序(にくすいかじょ)の苞葉と細長い肉穂花序からのびた付属体が特徴で、余り直射日光の当たらない湿気の多い環境を好むようです。
 仏炎苞を有した形態が酷似したものとして「マムシグサ」「ミミガタテンナンショウ」「ユキモチソウ」などがありますが、いずれも画像のように釣りざおのような細長い付属物はありません。
別名
俗名
方言

観察の記録

( 2006/04/26 )
遺構にも、野草にもめぐり逢う幸せ
 中世城郭跡の僅かな窪地となった空堀跡に生育していたもので、殆ど消滅したと思っていた空堀・土塁などの城跡遺構だけではなく、普段は余り目にすることもない野草にもめぐり逢えるという思えば幸運な一日なのでありました。 幅約8m、深さ約1mほどの半ば埋まりかけた空堀跡の堀底なので枯葉の色合いと同化してしまい、余程注意しないと見落とす可能性もありました。然したまたま空堀跡の深さと土塁の高さを目測するため屈んで眺めていたところ偶然目の前に出現したような次第です。


・2008/05/12 HP作成


ウラシマソウ


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