( 2005/09/08 )
■しばらくの間、お蔵入りに
深谷城跡の外郭付近と思われる住宅地の道路脇で撮影したものですが、その当時は花の名前が全く分からなかったために3年間もの長期に亘りお蔵入りとなっておりました。
それでも撮影したという微かな記憶が、概ね退化してしまった感のある脳細胞の片隅に残っていたことに我ながら感動を...
( 2006/08/28 )
■正確には⇒「モモイロヒルザキツキミソウ」
カタカナ表記だとなにやら暗号のような文字配列となります。漢字で書けば「桃色昼咲き月見草」となるのですが、「桃色・昼咲き」と「月見草」の語句の取り合わせがどうもがしっくりとこないような印象があります。読んで字のごとくマツヨイグサに代表される月見草の仲間ではありますが、どういう訳か昼間に開花する性質となっています。種類によってはもう少し濃いめのピンク色のものもあるようです。園芸種の種子が飛散して自生しているという様子でした。
( 2008/05/22 )
■日没前のドサクサ
通勤の帰宅途上で日没前の撮影のため、かなり暗めの画像となっています。また、花色自体も元々幾分桃色が濃いような印象でした。道路沿いの住宅の塀際に咲いていたもので、育てているというよりもこぼれた種から成長したもののようです。
( 2009/06/30 )
■道端にて
珍しく明るい内に帰宅。日頃の運動不足解消するため、日没前の夕刻に自宅の近所を散策中に見つけたもので、父母の葬儀でお世話になったメモリアルホールの臨時駐車場の道端に半ば自生するように咲いておりました。
今までのものに比べますと、桃色に近い艶やかな花色の品種のようでひときわ目立ちます。風をはらみやすい形態をしていることから、ほんの僅かばかりの風にもゆらゆらと首を振っておりました。このためなかなか接写することが難しく、結局は一脚を使用しての撮影となりました。
( 2016/07/01 )
■真昼間
「桃色昼咲月見草」と呼ばれるだけあって、正午前頃に撮影したその姿は実に生き生きとしていました。梅雨の合間に訪れた晴天なので紫外線を含んだ太陽光の日差しには人間の方も参ってくるのですが、この花はその名の通り僅かばかりの風にトップヘビーの花冠をゆったりと揺らして花粉を振りまきながら、またとない受粉の機会を窺っていたのかも知れません。
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