( 2014/09/20 )
■記憶では「サンシュ」
茨城県つくば市の「筑波実験植物園」で撮影したもので、梢までの樹高は約7メートルほどの高木でした。画像の背景に写り込んでいる黄色い樹木ものもたぶん同じ山茱萸の仲間だと思います。
それほど特徴のある花木ではないので、管理人の乏しい知識レベルでは、花と実がない季節には解説プレートでもなければ何の木なのか全く分かりません。また花の拡大画像が無いのですが、これは撮影し忘れたというよりも、枝が上の方にあったのでフォーカスが上手くいかなかったことによるものであります。機会があれば秋の果実の時期には再訪してみようと考えております。
ところで小石川養生所を起源とする「小石川植物園」といえば、今を去ること60年くらい前、管理人が小学校1年生の春の遠足で訪れた思い出の植物園でもあります。「山茱萸」の名称を「覚えた」のは、もう少し後の中学生の音楽で習う「稗つき節」(日本民謡)の頃であったと思いますが、お恥ずかしいことに実はその時から現在に至るまで約半世紀の間、「サンシュ」と覚えていたのでありました (^_^;) 漢字で書けば直ぐに分かりそうなものですが、この間に辞書を調べることもせずに、この年齢になっても「山茱萸」は書くことはおろかまともに読むこともできない自分の姿に呆れ果てております。
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