( 2008/05/22 )
■花の命は短く
画像のものはすべてナカフハバヒロオリズルランという斑入りの品種で、これ以外にソトフオリズルラン、シャムオリズルランなどの品種があります。稀に小株を移植した時などにバッタなどの昆虫の食害に遭うこともありますが、通常は病虫害を寄せ付けない頑健な性質を持っています。
また寒さにも強いため、都内の市街地などでは冬の間でも外置きにしている事例を見かけます。然し流石に降霜には弱いので冬季には室内に置くことが望ましいようです。なお室内にさえ入れておけば、温度差の激しい浴室などでも十分に越冬できます。
本来は観葉植物ですが僅か2週間ほどの間小さな白い花をランナーの先に咲かせます。観葉植物の栽培関係の本には、よく「花は不要なのですぐに摘むべし」というようなことが記されていますが、経験上から判断するかぎり生育には余り支障がないと思われますのでそのままにしています。
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