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撮影場所 福島県会津坂下町( 2015/07/30 撮影 薄くもり時々晴れ )

日本名 大反魂草(オオハンゴンソウ)
⇒「大きな反魂草」という意味とされているが、頭花の形態と色合いはよく見ると似てはいるものの、遠目からではあまり似てはいないという印象もある。
なお、和名のもととなった「反魂草」はキク科キオン属の在来種で、中部以北の本州と北海道の山野の湿地などで生育し若芽は食用にもなり、また「反魂」とは死者を蘇られる薬効を指す。(⇒「花と葉で見わける野草/小学館」などより)
科/属 キク科ルドベキア属
学名 Rudbeckia laciniata
学名はスウェーデンの植物学者である「ルドベック」の名にちなむという
開花時期 7月から10月頃まで
特徴など 中部地方以北の本州と北海道で野生化している。
中央の筒状花が大きめのドームを形成し、8枚から14枚くらいの鮮やかな黄色い舌状花が反り返る(垂れ下がる)という特徴を有し、葉は互生し羽状に5から7つほどに裂けている。
北アメリカ原産の帰化植物で、明治期に輸入された観賞用でルドベキア(学名)の一種が野生化したと考えられているようである。
頑健な性質を有し、ひろく群生し地下茎を四方に張り巡らしてほかの植物を寄せ付けず従来の生態系等を損なうことから、環境省からはオオキンケイギク、アレチウリなどとともに特定外来生物法に規定される「特定有害生物」のひとつとして指定され駆除対象となり栽培や流通などが大きく制限されているので要注意。
山野、草原、河原、林縁の道端などで散見され、草丈は大きなもので3メートル近くにも及ぶ多年草で遠くからでもとても目立つ。
なお園芸種として出回っているものは草丈が腰高までの比較的小型のものが多く、ヒルタ、ローランドミックス、トリロハ、グロリオサデージなどの品種がある。
花言葉は「正義」「立派な」「正しい選択」などがあるという。
別名
俗名
方言
別名では八重咲きのものを「花笠菊」(ハナガサギク)あるいは八重咲大反魂草(ヤエザキオオハンゴンソウ)とも呼ぶ。
英語名ではコーンフラワーとも。

観察の記録

( 2015/07/30 )
有名な特定外来生物
会津盆地に所在する水田地帯の集落のはずれあたりの寺社境内との境界付近に群れを成して繁殖していたものです。
ルドベキアの一種で繁殖力旺盛な北米産の特定外来生物とされています。
花径は図鑑などではよく6センチメートル程度と記載されてますが、この時の目測ではもう少し大型であり約8センチメートルほどの大きさがありました。
頭花の印象はよく見かける野草のキクイモやキクイモモドキなどにも少しだけ似ていますが、そっくり返った花弁と大きく突き出した筒状花の存在がこの種の特徴となっています。
草丈の大きなものでは2メートルをはるかに超える大きさとなり、この画像のものも2メートル50センチ以上の草丈がありました。
元来は山野を中心に生育していたようですが、次第に平地の空き地にも進出し始めているのかもしれません。


・2015/08/15 HP作成


オオハンゴンソウ


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