( 2005/09/06 記述 ) ■暫く不詳のまま 深谷市に所在する深谷上杉氏の居城であった庁鼻和城のちょうど外郭北西起点に他の雑草と混じって一輪だけ咲いていたものです。花径は15センチから20センチと真紅の花色と相俟って余りにも良く目立っていたのでとりあえずカメラに収めておきましたが、暫く名称が分からないために放置されていました。花の形は本当に「黄蜀葵」に良く似ているのですが、花色が異なるのでおそらく「紅蜀葵」(モミジアオイ)のように思うのですが。
( 2005/09/06 記述 ) ■たぶんモミジアオイかと 「フヨウ」でもない、「アメリカフヨウ」でもない、ハイビスカスでもないということで、多分アオイ科フヨウ属の多年草「紅蜀葵」(こうしょっき)かと。しかし、どうも見ても花びらの形は「トロロアオイ(黄蜀葵)」に近い印象が...花径はこの形でも15センチほどあり、もっと開いて花弁同士が離れてくれば良く図鑑などに掲載されている紅蜀葵ということで決着するのですが。
( 2008/10/10 記述 ) ■本来のモミジアオイに漸く遭遇 ようやく苦節3年にして、よく図鑑など掲載されているモミジアオイに遭遇いたしましたが、何と咲いていたのは勤務先のすぐ近くの畑の奥という有様で。全く我ながら余りの観察力の欠如ぶりに呆れております。 従って、以前に撮影をしたものは取敢えずは「変種」ということのようです。