( 2017/03/25 )
■早い開花
「筑波実験植物園」の池沼で撮影をさせていただいたものです。平地に生育しているものなので高原性のものに比べると、半月程度花期の訪れが早いものと考えられます。
この画像のものは水面からの草丈はおおむね約30cmほどで、茎先の総状花序には蕾の数は多いものでは30個前後をつけていました。花径1.5センチメートルほどの大きさの白色星形の5弁花をつけ、水面下では太く長い地下茎が這いまわり群生していました。花は下方から上方へ、外側から内側へと開花をしていくようです。花弁の内側には多数の細い毛を伴っていますが、この特徴のある姿は寒い時代の防寒対策として環境対応し進化したことなどによるものなのでしょうか。
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