( 2017/01/17 )
■熱帯原産とは思えない清楚さも
江東区に所在する「夢の島熱帯植物館」を見学したさいに撮影をしたものです。熱帯性の植物でもあり、比較的開花している期間が長いことから、「いまが見ごろ」の館内のお知らせなどにも特に掲載がなく、近くの鮮やかなアナナス類が目立ち、また館内のガイダンスもやや分かりにくかったことなどから、しばらくの間は名称は不詳のままでした。
それでも前後の画像をよくよく見てみると「○○ズラ」と表記したプレートが写り込んでおりましたので、これはたぶん熱帯性の「カズラ」の一種ではないだろうかと目星をつけました。まずは手持ちの図鑑類から凡その候補を絞り込み、どうやらツンベルギアの一種であろうということになり、念のためネットの情報も参照しつつようやく確定に至りました。所要時間は「カズラ」の一種からスタートして、何とこの間に約2時間も要してしまいましたが、小生の場合にはこれでも早かった方なのです (^_^;)
花の印象としてはその落ち着いた色合い、やや小ぶりの花径は熱帯原産の植物とは思えないようなひっそりとした雰囲気を感じます。
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