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撮影場所 千葉県柏市、旧沼南町にて ( 2009/12/02 撮影 晴れ )

日本名 木立ダリア(コダチダリア)
⇒木本のように草丈が巨大化するダリアであることから呼称されたとも
科/属 キク科ダリア属
学名 Dahlia imperialis
開花時期 11月から12月
日照時間が短くなり始める晩秋の季節から咲き始めて、初霜の降りる初冬に地上部は一夜にして枯れてしまう。
特徴など メキシコや中米地方原産で最大6メートルを超える草丈となる場合があるため、周囲の安全のため添え木などの支えを必要とするという。
世界ではダリア属は27種を数えるといい、そのうち木立するものは3種あり、その中で最大のものである。
屋外では花が少ない季節なので開花している場合にはひときわ目を引く存在でもある。
花を咲かせ草丈を抑えるには蕾のできる8月末ころまでに摘芯する。
花色は明るいピンクで一重咲きで8枚の花弁をつけるが、花弁自体が薄いことから強い西日に当たると透けて見えることもある。
寒さに弱く晩秋から初冬にかけての降霜により地上部は枯れてしまうが、地植えの場合に根が生きていれば越冬できる場合がある。
園芸種でるダリア属の原種という説もあるようである。
別名
俗名
方言
別名「皇帝ダリア」(コウテイダリア)、「帝王ダリア」(テイオウダリア)、キダチダリア、タラノハダリア、ツリーダリアなどともいう。

観察の記録

( 2009/12/02 )
中世の名残を求めて
 「東葛飾郡誌」にも、「妙見社を中心とせる高地一帯に古き囲い土堤、また屋敷跡と見るべき地所々に存す」と記されているように、星神社と香取大神宮並びに周辺の民家に土塁状地形が散在し、民家の土塁は長屋門を有する名主階層と思われる屋敷周辺は時間が止まってしまったような錯覚に陥るほど森閑としていた。
台地東側の香取大神宮への道は途中で完全な行き止まりだったが、後から考えれば、今一度元来た道へと戻り東進すれば鷲野谷城方面へ直行できた...などと後悔しても始まらなかった。
帰路には現用の茅葺古民家に遭遇した。
当該建造物は台地中腹に所在していることから、少なくとも幕末以前における手賀沼の氾濫予想水域を推定する手がかりとなるのかもしれない。
 こうした歴史の奥深さを感じることのできる集落の入り口付近の台地南側緩斜面にて撮影・観察したのが上記の画像です。
草丈は目測で約5メートル弱ほど、背景の中低木にもたれかかるようにして生育しておりました。
関東でも比較的あたたかな千葉県とはいえ、おそらくこの2週間後くらいには降霜などにより枯れてしまったものと推測されます。


・2015/08/21 HP作成


木立ダリア


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