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撮影場所 埼玉県寄居町( 2006年3月31日 撮影 晴れ ) 花と枝

日本名 寒緋桜(カンヒザクラ)
⇒寒の季節に赤色の花をつけ開花するサクラであることから呼称された
科/属 バラ科サクラ属
学名 Prunus cerasoides var. campanulata
開花時期 1月から3月
特徴など 中国南部、台湾、東南アジア地方原産の早咲きの寒桜で、花色は赤みが強く満開時でも花は大きく開かず下向きにうな垂れて咲くことから、ほかのサクラとはかなり印象が異なる早咲き品種の交配親でもある。
亜熱帯性の原種だが、比較的耐寒性もあり日本では庭木、盆栽などの観賞用に用いられる。
花弁は、はらはらと散るようなことはなく濃いピンク色の蕚と一緒にポタリと落ちる。
沖縄の八重山地方には元々自生しているという説と、これとは反対に植樹したものという説もありその辺りは不明であるが、当該地方では1月下旬ころには野生化したようなものを含めて満開となるという。

※参考にした図鑑類
「散歩で見かける四季の花」(2013/日本文芸社)
「サクラ」(2009/文一総合出版)
「樹木ガイドブック」(1997/永岡書店)
「樹木見分けのポイント図鑑」(2003/講談社)
「木の名前がわかる事典」(2005/成美堂出版)
「散歩の樹木図鑑」(2014/新星出版社)
「山渓ハンディ図鑑3樹に咲く花 離弁花1」(2000/山と渓谷社)

※参考にさせていただいたサイトなど
「みんなの趣味の園芸」
「みんなの花図鑑」
「植物園にようこそ!」
別名
俗名
方言
別名としては「緋寒桜」(ヒカンザクラ、沖縄地方での用例)、「元日桜」(ガンジツザクラ)などともいう。

観察の記録

( 2006/03/31 )
うな垂れて・・・休園
 埼玉県寄居町の鉢形城内に所在していた農林公園の寒緋桜です。この画像の撮影時点ですでに休園でしたが、いくつか残されていた木本のうち種類が明示されていたものを撮影していました。この当時は早春の花木を眺めつつ休憩を摂るにはちょうど良い塩梅のスポットでした。どちらかといえばすでに花の盛りを終えはじめた時期の画像なので、その花柄からうな垂れた姿からは春の瑞々しい息吹とは異なるため息のようなものが伝わってきました。
それにしても、いかにデジカメが古いとはいえ画素数の乏しさがひしひしと伝わってくる酷い画像になっています (^_^;)


・2017/03/10 HP作成


カンヒザクラ


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