( 2017/05/09 )
■棘はどこへ行った
「筑波実験植物園」で、時間の関係などで本来は立ち寄るつもりのなかった、あくまでもたまたま迷い込んでしまったような「山地性砂礫ゾーン」で撮影した画像です(^_^;)
「イバラ」と名付けられているからには、「ノイバラ」などのように見るからに刺々しい植物なのかと思いましたが、マメ科の特性なのか花序を構成している部分にはあまり棘は見かけませんでした。
しかし、花の方から視線を転じてよくよく辺りを観察してみたところ、それ以外の枝には刺されると痛そうな鋭い棘がたくさんありました。
かりに野生種を藪の中で見かけたときには、いきおい鮮やかな花色に目を奪われがちとなりますが、この棘の存在には十分注意をする必要がありそうです。
なお、このゾーンでは思いがけず10種以上の植物の画像を撮影することができました。
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