( 2016/03/31 )
■シアヒンス
もう60年以上も前の記憶なのでかなり昔のことです。東京(下谷)生まれの東京育ちの実母は、ヒアシンスとは言わずに「シアヒンス」と呼んでおりました。その当時、余り日当たりのよいとはいえない庭とも呼べないような家の周りには草花を植えられるような適当なスペースなどは無く、屋内で水耕栽培により育てていた記憶があります。
さらに微かな記憶を辿ってみると、たしか畳一枚ほどの増築された玄関の正面には3尺幅の出窓があり、その当時の自宅では最も日当たりのよい環境でした。その場所にヒアシンスの水耕栽培の容器が置かれていたという、おぼろげな記憶が浮かんできました。
撮影した画像は、2010年のもの以外はすべて城跡めぐりの途中で撮影したものです。
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