( 2008/06/11 )
■白と緑の対比が美しく
個人的には花のように見える4枚の包葉と鮮やかなハート型の緑色の葉のコントラストが結構気に入っております。無論世間一般(とくに家内)では雑草であるとの認識から、一昨日と昨日にかけて全て除草の対象となりました。しかし繁殖力の旺盛な地下茎故に、1ヶ月後の梅雨明けの頃には確実に復活を果たします。かくしてお盆明けには再び駆除の対象になってしまうのであります。そして来年の5月頃になると再び勢力を盛り返し...早い話が毎年、イタチごっこをしているようなものにございます。
嗅覚の鈍い管理人でも、ノゲシの若葉同様に余り食したいとは思いませんが、そのうち食糧危機に備えて茹でた後によく水でさらして天ぷらにでもしてみようかとも...巷間では日陰を好むなどともいわれておりますが、なかなかどうして真夏の紫外線の直射も何のその。
( 2016/06/10 )
■偶々ですが
白い4弁花のように見えるものは苞葉(ほうよう)で、初夏から晩夏頃まで咲いているのをよく目にしますが、こうして画像を整理していてふと気が付くとおそらく8年ぶりに撮影したこのドクダミは前回とはわずかに1日違いでした。ついつい年中咲いているように錯覚してしまうドクダミですが、人が関心を寄せる季節というのがあるものだなどと改めて気が付くような次第です。
本来は地下茎で増殖していくという機能を保有しているのにもかかわらず、こうしてていねいに包葉に守られ花を咲かせるドクダミの不思議な生態などに思いをよせる季節でもあるようです。
東急日吉駅前の花壇の植え込みの中で撮影したものです。
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